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ストレッチのメリットと正しいやり方

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今回はスポーツをされている方にとっては切っても切れないストレッチについてまとめてみました

「もうやってるよ…」という方ももっと効果的に柔軟性やパフォーマンスを上げる為に1度お読みいただけると良いかと思います

また、運動をされていないという方はストレッチを習慣化することで身体のお悩みを改善することやケガの予防にもなるのでお読みいただいてすぐに実践してみて下さい

ストレッチのメリット

  1. 筋肉や軟部組織の柔軟性の向上
  2. 血行が良くなる
  3. 疲労回復効果
  4. リラックス効果
  5. 基礎代謝の向上

これらの他に、以下のようなメリットがあります。

スポーツにおけるパフォーマンスの向上

筋肉や神経は運動前などの身体が冷えている状態だと筋肉の出力や反応速度が低下すると言われています

運動前には必ずウォーミングアップの中にストレッチを取り入れる事でケガの予防・パフォーマンス向上両方の効果が期待出来るので必須ですね

美容・ダイエット効果

筋肉の緊張が強いと血行が悪くなってしまいます

(特に運動習慣のない方に多いですね)

そうすると血液やリンパ液など循環がうまくいかず結果として老廃物の蓄積、肌の張り・ツヤの低下、むくみ、手足の冷え

などの症状を招く可能性があります

その予防対策としてストレッチは非常に有効です

またストレッチには基礎代謝を上げる効果もある為痩せやすい身体づくりという点においても一役買ってくれます

疲労回復とリラックス効果

ストレッチの際、基本的に脱力しゆっくり大きく呼吸をしながら行うことで副交感神経が優位になりリラックス効果が得られます

また血行の促進や酸素が全身に循環することで肉体的な疲労にも効果的です

また就寝前に行うことで寝つきが良くなりより深い眠りに入ることができます

睡眠の質は肉体的・精神的疲労の回復に非常に重要となるので疲れがなかなか抜けきらない方や眠りの浅い方は就寝前1時間ほど前にストレッチを行ってみてはいかがでしょうか?

静的ストレッチと動的ストレッチ

ストレッチは大きく「静的ストレッチ」と「動的ストレッチ」の二つに分けられます

静的ストレッチは一般的に言うストレッチのことを指し関節の動きは伴わずにリラックスした状態でゆっくりと筋肉を伸ばしていく方法です

その為、柔軟性の向上のほかにも疲労回復やリラックス効果があります

それに対し動的ストレッチはラジオ体操のように反動をつけたりなど関節の動きを伴うものでダイナミックストレッチとも呼ばれます

(よくウォーミングアップ時に列になってやってますね)

筋の柔軟性はもちろん体温の上昇、神経伝達の活性など運動時のケガ予防・パフォーマンスアップが期待できます

しかし動的ストレッチは静的ストレッチと違いある程度の運動強度を伴うため普段、運動習慣がない方がいきなり動的ストレッチを行ってしまうと逆にケガを誘発してしまう恐れがあり注意が必要です

運動前に最適なストレッチ方法は?

運動前には必ずウォーミングアップが必要ですね

その中で当然ストレッチを行うと思うのですが順序・やり方を間違ってしまうとせっかく柔軟性を高めても逆の効果を招いてしまう可能性があります

特に運動前の静的ストレッチをする際あまり長く伸ばしてしまうと筋肉をはじめ身体がリラックスモードになってしまいいざ運動をするときに筋肉の出力やパフォーマンスがうまく引き出すことが出来なくなってしまいます

しかし動的ストレッチをいきなり行ってしまうといきなりの刺激で筋肉が逆に硬くなってしまったりケガのリスクにつながってしまう恐れがあります

運動前のストレッチの行い方

まずは軽く走って身体を温めたあとに静的ストレッチを行います

この際10~15秒と少し短めの時間で各筋肉を伸ばしましょう

その後、動的ストレッチで筋に刺激を入れつつ柔軟性を高めます

※動的ストレッチは競技に近い動きを取り入れるとより実戦向きです

また、クールダウン時は静的ストレッチで20~30秒かけてゆっくり伸ばしてください

ストレッチを行う際の注意点

・過度に伸ばさない

ストレッチは基本的にいた気持ち良いくらいでキープしましょう

それ以上過度に伸ばしてしまうと逆に硬くしてしまう恐れがあります

・必ず呼吸と合わせながら

ストレッチの際によく息を止めてしまう方がいますがそれはNGです

必ずゆっくりとした呼吸をしながらそれに合わせて伸ばすように心がけましょう

最後に…

今回はストレッチについて説明していきましたがスポーツをする際や生活の中で少しでもお役立てていただけると幸いです

また、ストレッチはケガの予防には効果的ですが基本的に痛みを緩和させたりケガを治す効果はないと言われています


整骨院の水増し請求

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先日、交通事故治療に来られた患者さんに

『初めは○○整骨院に行こうとしたけれど、保険会社さんにそこはやめてほしいと言われ、当院を紹介していただいた』

との事でした。

よくお話を伺ってみると・・・

そこはなんと、ついこの前、不正請求が発覚した横浜駅近くの整骨院でした・・・

本当に情けないし、同業者として勘弁して頂きたい・・・

なぜ交通事故は減っているのに、保険金請求は増加しているのか?

 

その答えは、『水増し請求・架空請求する整骨院・接骨院があるからです!』

なぜそんなことをするのか?

ごく普通の保険治療に頼っている接骨院 整骨院からすると交通事故の患者さんの費用単価が高いからなのです。

さらに、そんな院に限って、『治療はただ15分のマッサージとウォーターベッド・電気のみ』というところがすごく多いです・・悲しいことに・・もちろん、きちんと身体を診て、治療してくれる整骨院もあると思いまうすが・・・

本当にその治療で、治るのか?

しっかりとHPなどで確認して選んでください。そして、疑問を持ってください。

交通事故の売り上げを上げたい院の特徴は

  1. 治療の内容についてはあまり書いていない
  2. 交通事故の知識のことばかり書いてある
  3. たくさん通院したほうがよいですよ!なんていう院には注意です(炎症期は、必要なこともありますが、ただの低周波や干渉波治療しかしない院は要注意です)
  4. 交通事故の患者さんをひいき目な書き方をしている

などなど。HPを見れば一目瞭然ですが本当に選ぶときは、多少遠くても慎重に選んでいただきたいと切に願います。

ブロック注射は効果があるのか

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ブロック注射とは

「整形外科や病院でブロック注射を打ってもらった」と耳にする事があると思います。そんなブロック注射の事、みなさんはどれ位理解されていますか?一般的には痛みを感じている神経や軟部組織に麻酔剤や抗炎症剤(ステロイド)を注射し痛みを和らげる作用があるといわれています。「痛みを一時的に止めるための注射」と思っている方も多いと思います。

しかしブロック注射に一番期待する本当の効果は、「血流の改善によって細胞の修復を促す事」と言われています。ブロック注射により交感神経を抑制→血管拡張→血流増加→細胞の修復促進→痛みの軽減につながります。

これらの作用に基づいて「痛みの悪循環を遮断する」ことを期待します。

種類

・トリガーポイント注射

トリガーポイント(痛みに関連する筋肉、圧痛点)に直接局所麻酔薬や鎮痛薬などを注射をする方法です。皮膚から浅い部分に注射を打つのでリスクが少ないです。トリガーポイントとは、圧に対する感度が局所的に高い、過刺激性のポイントで、身体の他の部位に症状(通常は疼痛)を引き起こします。トリガーポイントは、筋肉、筋膜、骨膜、靭帯、皮膚などの身体の軟部組織に存在することが多いと言われています。一般的には、潜在性と活動性のトリガーポイントに分類され、潜在性は、圧迫されない限り局所的な痛みや関連痛を引き起こさないのに対し、活動性トリガーポイントは圧迫されなくても局所的な痛みや関連痛を引き起こします。どこも痛くなくても潜在性トリガーポイントがある場合が殆どですので活動性に変わらない様に日常的に身体のケアをしていく事をお勧めします。

・硬膜外ブロック

脊髄を覆う「硬膜」の外側にある「硬膜外腔」に麻酔薬を入れて、神経の炎症を抑える方法です。脊柱管内に注射を打ち広範囲に作用させます。痛みの出所が神経根でも椎間板でも効果が期待できます。ですがブロックが効いても原因部分の特定は難しいと言われています。また、硬膜外ブロック注射により劇的に改善された方は少ないようにも感じます。

・神経根ブロック

炎症がおきている神経に直接薬剤を入れる方法です。硬膜外ブロックと比べると直接注入できる神経根ブロックの方が効果が期待されます。ですが深い場所に打つため造影剤を使用し、レントゲンで体の中を見ながら行う事になっているので外来で行う事は難しいです。しかも造影剤注入時には、神経に触れる感覚により激痛を伴いますし、神経を傷つける可能性もあります。他の注射と比べて料金も高くリスクもあるため、痛みの強い人が主に打つことが多いです。その原因が神経根にあるのであれば、正確に当たると劇的な効果が望まれる事があるかと思います。

・星状神経節ブロック

星状神経節という交感神経の節に麻酔薬を注射して、交感神経の機能を一時的に抑える方法です。神経の緊張を抑制し、上半身の血流を促進することで痛みを和らげたり、組織の回復を促します。頸部前面の深層に位置するので、注射を打つのは少し抵抗がある方も多いようです。熟練した医師に打ってもらう事が望ましいでしょう。

ブロック注射のメリット

ブロック注射を打つことで痛みの緩和が期待できます(個人差あります)。痛いと身体は緊張します。この緊張でさらに筋肉を硬くし血行を悪くし、そして症状の悪化という悪循環になってしまいます。この流れを断ち切るためにもブロック注射は最適です。ブロック注射を打つことで痛みで緊張した神経の興奮を抑え血流の改善を助けます。血流の改善によって本来人間にある自然治癒力を高め、その結果、数回の注射で痛みが再発しない人もいます。3回程度の注射で効果が望まれないケースでは、注射は継続されないケースが多いようです。

ブロック注射のリスク

1 ブロック注射は、身体の深い箇所に薬液を注入します。手術と似たような扱いと言う方もいらっしゃいます。手術と似たような行為ですので他の病気や感染症などに繋がるリスクは少なからずあるようです。ですからブロック注射を打つ場合は、打つ人の技量によって変わるわけです。「安全に慎重に丁寧に経験値の高い先生に」打って頂くのが一番ですね。

2 ブロック注射は痛みのある箇所に直接太い針を深くまでいれていきます。そのため激しい痛みを伴いながら注射をうける方もいます。ブロック注射の痛みを抑えるために麻酔を打つ人もいる程です。

効果がでない方

  1.  動けると錯覚して同じ動作を繰り返してしまう場合
  2.  注射した場所は原因でなく結果として痛みが出ている場合
  3. ブロック注射を打つ人の技術が低い場合

注射の効果を感じられなかった方たちはなぜ痛みが出たのか、なぜ血流が悪くなったのかを専門家に相談することをおすすめします。

椎間板ヘルニアにブロック注射って効くの?

当院にも整形外科で腰椎椎間板ヘルニアと診断を受けブロック注射をうけてこられる患者さんがいます。患者さんによっては効果あったと言う方もいれば、変わらないという方もいます。効果は多少なりとも効果を感じられる人の方が多いのではないでしょうか。注射の種類によっても効果は変わりますし、患者さんの状態によっても違います。例えばL4L5間でのヘルニアがその痛みの本当の原因の場合、上記に記載した神経根ブロックをうてば症状は改善される可能性が高いかもしれませんし、注射で原因の確認にもなるかもしれません。ただ最近の腰痛は85%は原因がわからないとされています。椎間板、筋肉、骨、生活習慣、環境などこれ以外にも腰痛の原因はあります。状態を見て専門家に注射の必要性を判断してもらうのが一番です。また、効果がない場合は我々手技療法家にご相談下さい。おそらく腰やヘルニアではない箇所に原因があると考えた方が良いでしょう。

まとめ

ブロック注射が一概に良いとも悪いとも言えません。メリットもデメリットもあります。動けない、我慢できないほどの痛みを抱えている場合は、注射を打つことも選択肢の一つです。ただやみくもに注射を打ち続けるのは避けたいところです。痛みが強い時ほどブロック注射で痛みを緩和しながら、根本的な治療をしたり普段の姿勢、生活習慣を気をつける事が大事です。

 

リリカカプセルの副作用・障害について

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脊柱管狭窄症・腰部、頸椎ヘルニア・坐骨神経痛によりリリカを服用中の方へ

※この記事は、あくまでリリカカプセルの効果を否定する記事ではありませんので、気になる事は、ご本人の判断ではなくお医者様と確認して服用するようにお願いいたします

先日来院された患者さんにいわゆる四十肩/五十肩の症状で、2年間もリリカを飲まれている方が来院されました。

四十肩/五十肩の症状で、一般的な鎮痛剤を服用することすら私の中では不思議でしたが、この方は、一般的な鎮痛剤/ロキソニンも服用し,さらにリリカも服用しているという・・・。

これまた驚きでした。

これらを処方した先生は、整骨院にはいってはいけないと言われていたそう…。

勿論、医師の方々には劣りますが、少しは真面目にやっている治療家の事も知って頂けたら嬉しいなと思います。

来院の動機

ここへ来て来院を決意した動機は、ろそろちゃんと治さないと?という事でしたが、2年間放置にしては痛みもあまりなく、拘縮も少ない状態でした。この症状で、上記の薬を服用し続けている事にさらなる驚きを隠せませんでした・・・

副作用だけではない、坐骨神経痛には効果がないリリカカプセル!?

医学雑誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン」に
リリカ(成分:プレガバリン)を急性と慢性の坐骨神経痛の効果について調べたエビデンスが出ています
「 Trial of Pregabalin for Acute and Chronic Sciatica」

 

The NEW ENGLAND JOURNAL of MEDICINE』より

リリカの副作用

主な副作用として、浮動性めまい、傾眠、浮腫、体重増加などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
・ふらつき、意識がぼんやりして睡眠に近い状態、意識がなくなる [めまい、傾眠、意識消失]
・呼吸困難、全身のむくみ、体動時の動悸 [心不全、肺水腫]
・筋肉痛、脱力感、赤褐色尿 [横紋筋融解症]
・尿量減少、手足や顔のむくみ、けんたい感 [腎不全]
・顔面・舌・口唇・のどなどの腫れ、じんましん、呼吸困難 [血管浮腫、ショック、アナフィラキシー]
・脱力感、けんたい感、冷汗 [低血糖]
・から咳、呼吸困難、発熱 [間質性肺炎]
・高熱、目の充血、赤い発疹 [皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑]
・食欲不振・吐き気・嘔吐、全身けんたい感、黄疸、かゆみ [劇症肝炎、肝機能障害]

ファイザーより転載

2014年には、副作用の改定を指示されている

リリカに重大な副作用を追加医薬品医療機器総合機構が改訂情報

2014年9月18日

 医薬品医療機器総合機構は9月16日、厚生労働省が疼痛治療薬プレガバリン(商品名リリカ)の使用上の注意で、

重篤な副作用に劇症肝炎と肝機能障害

を追記するよう製造販売元のファイザーに指示したと発表した。同薬の適応は神経障害性疼痛と線維筋痛症に伴う疼痛だが、因果関係が否定できない死亡例が報告されたことから、追記では異常が認められた場合の適切な対応を呼び掛けている

 該当商品名は「リリカカプセル」の25mgと75mg、150mgの3剤。

PMDAの発表では、直近3年度に発生した国内副作用報告のうち、同薬との因果関係が否定できない劇症肝炎による死亡が1件報告された。また肝機能障害関連障害は死亡したケースはなかったものの、10件中7件で同薬との因果関係が否定できなかった。

 同日は、このほか抗悪性腫瘍薬イマチニブ(商品名グリベック)の使用上の注意でも、重大な副作用として胃前庭部毛細血管拡張症(GAVE)の追加指示が出された。

「リリカ」だけでなくお薬には、必ず副作用があります

抗生物質を飲まなければいけないような症状であれば当然仕方ないですが,整形外科的な分野の痛み腰痛・首痛・肩痛・神経痛・膝痛などの症状では、お薬で痛みの根源が治ることはないかもしれません。

レントゲンを診て、「この椎間板が減少しているから・・・」なんて説明を受ける事はよくあると思うのですが、それが原因だとすると鎮痛剤を服用しても治ることはないですよね?

ヒアルロン酸の注射も同じです

近年、米国整形外科学会ではヒアルロン酸注射は、やむ得ない状況以外での使用は・過度の使用をすることは勧めないというエビデンスが出ています。

ヒアルロン酸の関節内注射は、14件の試験のメタ解析において臨床的に重要な改善を意味する最小閾値に達しておらず、症候性の変形性膝関節症治療法としてもはや推奨されないものとしている。

ヒアルロン酸もはや推奨せず 【米国整形外科学会】 変形性膝関節症ガイドライン改訂版を発表

咳を治す薬もない

これは、先日お医者さんから直接聞いた事実です。最近の論文に『咳を治す薬はない』と出ていたそうでこの先生も驚いたとのお話しでした。咳を抑える事は出来ても抑えているだけだという事です。確かに咳を患う風邪ってなんだかんだ3~4週。長いと1か月以上かかる事も稀ではないですよね。要は、1ヵ月掛かるという事は、自然治癒だという事です。お薬を飲んで治すよりも身体に良い事をたくさんする事が一番のお薬ですね。

お身体に大切な事【痛みの出ている部位は、酸素不足】

『人間の体は治ろうとしている』

私の尊敬する方の言葉です。人の体には自然治癒能力が必ず備わっていますただ闇雲にお薬に頼ってはいけません。身体の悪い根源をみつけだし,身体を変えていかないといけません。痛みの改善だけに薬や注射をするのは,本当にどうしようもなく痛い時だけでも良いかもしれませんね。

我々の身体は、60兆個の細胞で出来ています。いつも言いますがこの細胞を創っているのは、『お水・酸素・栄養素』だけです。お水の摂取と全身に酸素を巡らせる身体のバランスを整える事で治癒能力は全然変わってきます。まずは、たくさんお水を飲んでいただき、より良い筋肉・細胞を創りましょう。『痛みの出ている場所は、酸素不足』これも昔から言われている生理学的根拠のある事実です。お薬では、患部に酸素は届けられず、その痛みを抑えているだけなんです。この事実だけでも理解していただけると幸いです。

メンテナンスと栄養摂取

体調管理には、日頃の身体へ「メンテナンス」と「栄養摂取」の2点つきます。

今服用されているお薬、「何を飲んでいるかわからない・・・」という方も多くいらっしゃいます。

お家に帰って、ご家族の方でもかまいません、聞いみてください。

おばあちゃん、これはなんのお薬を飲んでいるの?

もし知らないでたくさんのお薬を服用しているとすると効果も軽減しています。なんだかわからないものを口にはしませんよね。今一度、見直して、主治医の先生と相談してみると数を減らすことが出来るかもしれませんよ。

ロキソニンも重大な副作用がみつかった!?

歴史の長いロキソニンにも重大な副作用がみつかったとH28.3.24 ニュースになりましたね。小腸 大腸の閉塞/狭窄の可能性が追記されたそうです。すぐにどうこうという問題ではないと出ていましたし、これまで長い間使用されていますからあわてる必要はないかと思いますが、やはり、薬に頼らない身体づくり、身体の内側からの身体づくり、栄養バランスで免疫力を上げていきたいものですね

むち打ちの改善には、姿勢を正すと良い

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姿勢を正しくすると体にどんなメリットがあるのか

交通事故により、むち打ちや腰痛を患っている方も姿勢を正すことがとても大事です。ここでは、姿勢を正すと首症状にどのようなメリットがあるかをご説明します。

何で姿勢を正しくしないといけないの!?

ここでは、姿勢を正す本当のところを少しでも解説できればと思います。

頭の重さは、5KG言われています。首が前に落ちている状態=姿勢が悪い状態では、ボーリングの球を手を伸ばした状態で持っているようなものです・・・

想像するだけでも首や肩に負担が掛かっていそうではありませんか??

5KGの物を実際に手を伸ばした状態で持ってみてください。辛くて持っていられませんが肘を天井に向けた状態では、負担が少なく、しばらく持っていられますね。

姿勢を正すメリット

1 呼吸が楽になる

正しい姿勢をとることで、胸郭(肋骨に囲まれた腔に部分)がしっかり動き、肺や心臓、内臓がつぶされることなく呼吸が楽になります。

2 体中に酸素・血液が巡りやすくなる

1回の呼吸の酸素量は、400~500ccと言われています。しかし、スマホをしているときなどの下を向いている姿勢での酸素量は、100cc程と言われています。姿勢が悪い状態での酸素量は、1/4ということになります。たくさんの酸素を体内に取り込むことは、一番といってよいほど健康体質をつくるうえでとても重要となります。頭痛、肩こりをはじめ手足など末端に症状のある方は、まずは、呼吸がしっかりと出来る姿勢を作ることで血液、酸素が患部に供給されますので良い姿勢を意識してみると良いでしょう。

その他、まだありますが、ここでは痛みに関係する内容のみ記載。

今から100年以上も前にあの野口英世さんが

『すべての病気は、酸素不足から起きる』

と仰っていたそうです。そんな昔から言われていたことに驚きです。

『病は気から』

『手あて』

『冷えは万病の元』

など昔から言われている言葉は、とても説得力があるなと今更ながら感じますね。

3 代謝が良くなる

良い姿勢を作るうえで、胸椎が正しく動く事が重要となってきます。胸椎が後弯しすぎ、いわゆる猫背の姿勢は、内臓機能の低下を招き、代謝が落ちてしまいます・・・2番の血流、酸素不足になる事でも代謝が落ちる事は容易に想像が出来ますよね。

4 病気や痛みが治りやすい環境が出来る

姿勢をよくするという事は、各関節、筋肉が正常に近い動作が出来ているという事になります。これが出来ていない状態では、姿勢を保つことが苦しかったり無理に感じます。正しく動かせるという事は、もちろんケガの予防になります。これは何となく想像がつくかと思います。

そして病気に掛かり辛い理由としては、背骨がしっかり正しく動き、正しい位置に近づく事で内臓系への神経伝達がしっかり行われ、自然治癒能力が高まると言われています。これを、イネイトインテリジェンスなんて言います。自然治癒能力が高い状態でいる事が健康を保つ、良い健康状態でいる一つの条件となります。

5 今以上に健康になりやすい

内容が重複しますが元の身体の状態が良い方ほどもちろん回復が早いです。

自然治癒能力が高い状態で日頃からメンテナンスしていれば、回復力が違います。

日頃から、

  • 姿勢が悪い
  • 暴飲暴食
  • 運動不足

など、元々の栄養状態、身体の状態が悪いければ、回復力が悪いのは言うまでもないですね。もし、なかなか治らない・・・とお悩みの方は、是非、ご自身の生活環境を今一度見直してみてください。

WE ARE WHAT WE EAT

アメリカでは、「WE ARE WHAT WE EAT」ということわざがあります。今食べているものは、5~10年後の身体を造っていると言われています。決して、今あるあなたの身体におきている症状は、お怪我を除いて、急に起きたわけではありません。

食べ物が私たちの身体を創っていると言っても過言ではありません。

まとめ

交通事故に遭われ、首が痛いなどの症状で症状でお悩みの方も出来る範囲で(痛くて姿勢をとれない場合)姿勢を保つ様に心がけてみてください。お腹が縮んでいる状態でいては、身体は伸びません。

お腹がつぶれない様に意識してお腹から伸ばしてみてください。

(横浜【なる整骨院】)筋膜リリース(筋膜はがし)とは?

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最近話題の筋膜リリースとは

最近雑誌やメディアでも多々取り上げられ、「筋膜リリース筋膜はがし、とも言います)」という言葉を知っている方も増えていることと思いますが、具体的にどういったものなのかを知らない方も多いのではないでしょうか?

今回は当院でも行っている「筋膜リリース」を説明・解説していきます!!

そもそも筋膜とは

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筋膜リリースの前に筋膜について解説します。筋膜とは全身を覆うタイツのような繊維で筋肉・骨・内臓・神経・血管など覆っています。筋肉がスムーズに動くためには、この筋膜の滑りの良さが必要不可欠で、筋膜が癒着をおこしてしまうことで筋肉の動きにも影響を及ぼしてしまいます。

なぜ癒着がおきるのか?

  • 長時間同じ姿勢でいる(デスクワークでずっと頭を支えている首肩)
  • 怪我や手術をした部位(足首捻挫・肉離れその他全般)

主に寝ている時が一般的と言われ、朝起きたときに身体を伸ばしたくなるのは、身体が生理的に筋膜の癒着を取ろうとしている為だと言われています。最近はパソコンやスマートフォンの普及により、睡眠時以外でも同じ姿勢が続くことが増え、筋膜の癒着がおきやすい環境だということが伺えます。また、一度ケガをしてしまった部分や手術をした部位周辺には、ほぼ100%癒着が生じるそうです。

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※この白く見えるものが癒着組織と言われています。

筋膜リリースが有効な症状

  • 腰痛/神経痛
  • 肩こり
  • 胸郭出口症候群
  • 頚肩腕症候群
  • 外側上顆炎(テニス肘)
  • 腱鞘炎
  • 腸脛靭帯炎
  • 鵞足炎
  • オスグッド
  • 足底筋膜炎
  • 肉離れ
  • 捻挫

その他、慢性疾患やスポーツ障害にも有効と言われております。

筋膜リリースでは下記の効果が期待されます。

  • 癒着部分を剥がす(流す)
  • 血流・リンパの循環改善
  • 柔軟性・可動域の増加
  • ケガからの早期復帰
  • パフォーマンスの向上

ファズブレード

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さて肝心の筋膜リリースの方法ですが、テレビや雑誌ではストレッチのような方法やストレッチポールなどを使う方法など、様々ある手法のなかでも、当院では『ファズブレード』を用いて筋膜リリースを行います。このファズブレードは医療用のステンレス合金を材質としており、軽い圧でも筋膜に対してアプローチすることが出来る優れものです。

ファズブレードを用いてストロークし筋膜リリースを行う際に、癒着の程度や場所により皮下出血を伴うことがありますが、これは癒着部が剥がれることによる一時的なものであり癒着が起こっている証拠ともなります。癒着が取れてくると自然と皮下出血も現れなくなる方がほとんどです。

※気になる方は皮下出血を出さない様に施術することも可能です

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※慢性的な頭痛の方に対して:一回目(左)→ 3回目(右)の比較

痛そうに見えるかもしれませんが、痛くありませんし、内出血が出ない様に施術することも可能です。怖がらないで大丈夫です。良い事ばかりです。

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1度剥がすとしばらくは癒着が起きないとアメリカの解剖学教室の教授がおっしゃっていました。上記の様に全然内出血がありません。

(横浜【なる整骨院】)坐骨神経痛(座骨神経痛)の症状・原因・治療解説

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意外と理解されていない坐骨神経痛(Sciatica)

今回は、皆さんも良く耳にしていると思います、坐骨神経痛についてご説明していきたいと思います。まず、坐骨神経痛とは、腰から足にかけて痛みや痺れが出ている際に診断されやすい大きく分類した総称であり原因ではありません。その原因が何かがとてもとても重要なのです。

【レントゲンだけでは、坐骨神経痛の原因はわかりません】

坐骨神経痛と診断される主な原因(一般的な要因)

1 ヘルニア:椎間板内の髄核が外に飛び出し神経を圧迫するといわれています

【参考】腰椎椎間板ヘルニアとは?症状・原因解説

こちらに詳しく解説していますので是非ご一読ください。椎間板ヘルニアの場合、保存療法で改善が望めるケースが多いので手術を決断する前に今一度、保存療法をご検討ください。

2 脊柱管狭窄症

人間の背骨には、脳から続く神経である脊髄(お水)が通る管があります。この通り道を脊柱管と呼びます。脊柱管狭窄症とは、骨や靭帯の肥厚、椎間板の突出などで、脊柱管が狭くなり、脊髄が圧迫され、お尻の痛みや太もも・ふくらはぎ・足首・足の裏の痛みやしびれなどの症状を起こすと言われています。加齢により骨や靭帯などが変性して起こることが多く、50代以降の男女に多くみられます。長い時間歩くと症状がひどくなり、中には5分・10分しか歩けず、しばらく休むとまた歩けるようになる、「間欠跛行(かんけつはこう」が代表的な症状です。脊柱管狭窄症は、ヘルニアと違い進行性の症状のため、脊柱管狭窄症が本当の原因の場合、手術(オペ)が必要になるケースも多いかもしれません。

3 腰椎すべり症・腰椎分離すべり症

腰椎すべり症は、5つに縦に並んでいる腰椎が前方に飛び出すことで神経を圧迫すると考えられています。すべり症が本当の原因で坐骨神経痛を引き起こしているケースは少ないと考えます。

【参考】腰椎分離すべり症・症状解説

※このページで使用している本当の原因とは、病院で診断されているけれどもその症状の原因ではない可能性が高いという意味です。

4 梨状筋症候群:お尻の深いところにある梨状筋が坐骨神経を圧迫します

お尻の筋肉が硬くなり(緊張)、坐骨神経を圧迫しているケースです。人間のお尻の筋肉は、実はとてもとても酷使されています。立っているときにお尻を触ってみて下さい。とても硬くなっているのがお分かりかとおもいます。座っているときは、お尻は潰されいつも圧迫していますね。デスクワークを1日8時間・10時間もされていれば、どれだけお尻に負担が掛かっているでしょうか?また、男性であれば小便をするさいも非常に硬くなっているのが分かります。お尻の筋肉は、身体を支え、骨盤(内臓)を支え、人体の要といっても良いかもしれないお部位です。

症状

簡単に説明すると腰から足までにかけての痛みの神経の親玉は、坐骨神経です。このラインに痛みや痺れ・違和感がある時に坐骨神経痛ですねと診断をされます。よく出現する部位は、お尻(臀部)太ももの外側・ふくらはぎの外側・スネ(前脛骨筋)です。同じ坐骨神経でも太ももの内側やふくらはぎの内側には出現しないケースがほとんどです。この辺りには、何か本質的な原因が隠れていると考えています。

上記の図のライン(腰・お尻・太もも・ふくらはぎ・足首・足)に痛みや痺れが出現します。いわゆる坐骨神経痛と言われる症状の原因の一つです。坐骨神経痛とは、症状名であって原因ではありません。上記ラインに痛みや痺れではなく、麻痺や場合、膀胱障害(頻尿・多尿その他)を起こしている場合は、早急に医療機関へご相談下さい。

当院で考える坐骨神経痛(原因は別であるかもしれないが)症状をレベル

※ヘルニアページのレベルと同じです。

トップレベル 筋力低下・感覚異常・拍動減弱・膀胱直腸障害がある

LV5 歩けないほど、もしくは数歩しか歩けない程、お尻からふくらはぎにかけての部分に痛む箇所がある。また、夜間も眠れない程痛む。生活にも支障をきたします。(痺れも含む)

LV4 歩けないほどではないが、お尻からふくらはぎにかけてに痛む箇所があり、痛む時間帯も多い。(痺れも含む)生活・お仕事に支障をきたします。

LV3 長時間、座っている、立っているとお尻からふくらはぎにかけてに痛む箇所がある。(痺れも含む)

LV2 ランダム(いつ出るのかがわからない)にお尻からふくらはぎにかけて痛むことがある。(痺れも含む)

LV1 時々、お尻からふくらはぎにかけて違和感が出る。(痺れも含む)

※上記は、ヘルニアが必ず原因であるという意味ではありません。LV5の方は、急性期症状(痛みが出たばかり)ですと本当に痛いし辛いです。しかし、本当に手術が必要かというと別問題です。

一般的な治療方法(医療機関)

まず、保存療法と手術療法に大きく分けられます。保存療法とは、手術をしないで生活習慣を改善したり、薬・リハビリを生活に取り入れて治す方法を言います。もしあなたのその坐骨神経痛の原因を調べていないもしくは、伝えられていない場合はしっかりとお伺いを立てたほうが良いかと思います。原因がわからないまま、下記の治療をしているケースも多いかもしれません。

【保存療法】※医療機関での保存療法

  1. 投薬療法:消炎鎮痛剤(ロキソニンやリリカカプセル)やシップを処方されることが多いですね。鎮痛剤も効果や副作用に違いがありますのでお医者さんによく伺ってください
  2. リハビリ療法:牽引機(欧米では10年以上前から使用されていないそうです)。干渉波/低周波(ヘルニアと診断されるほどの症状には効果をきたいするのは難しいかもしれません)マイクロ波(深部を温める機器/温めること自体は良い事ですが・・・)ウォーターベッド(全身の血流が良くなるのは良い事ですが・・・)コルセットを装着し、安静など。原因がわからないで牽引をしているケースは多いですね。
  3. 神経ブロック注射:ブロック注射も実は、種類があります。下記の参考を読んでいただければわかるかと思いますが、一般的にその場で出来るブロック注射は、おそらく硬膜外ブロック注射です。その痛みの原因がヘルニアの場合は、神経根ブロック注射の方が効果が高いかもしれません。そのあたりも打つ前には、しっかり聞くようにすると良いかと思います(【参考】ブロック注射って効果あるの!?)。

整骨院で実際に診られる坐骨神経痛の原因

1 姿勢不良による筋性・関節性の要因

人間の身体は、ほとんど左右対称ではありません。出来る事ならば49:51位の比率にしたいところですが日常生活・仕事上の習慣などなかなかそうもいきません。日常生活により身体が受け続けている負担は、想像を絶するものであり、急に痛くなったという方が多いですが、急に症状が起きるわけではありません。日頃から身体のメンテナンスをおすすめいたします。

【参考】姿勢を正す本当の理由

2 仙腸関節機能障害:骨盤にある関節の不具合により坐骨神経に悪さをします

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いまや、腰痛や坐骨神経痛の診断・治療に欠かせない要因です。仙腸関節により坐骨神経痛を引き起こしているケースもとても多いです。軽度から中度の場合、仙腸関節の調整により症状がその場で改善する事も少なくありません。

【参考】仙腸関節性の坐骨神経痛の症例と口コミ

3 トリガーポイント(筋肉の評価)

トリガーポイントとは、圧に対する感度が局所的に高い、過刺激性のポイントで、身体の他の部位に症状(通常は疼痛)を引き起こします。トリガーポイントは、筋肉、筋膜、骨膜、靭帯、皮膚などの身体の軟部組織に存在することが多いと言われています。一般的には、潜在性と活動性のトリガーポイントに分類され、潜在性は、圧迫されない限り局所的な痛みや関連痛を引き起こさないのに対し、活動性トリガーポイントは圧迫されなくても局所的な痛みや関連痛を引き起こします。どこも痛くなくても潜在性トリガーポイントがある場合が殆どですので活動性に変わらない様に日常的に身体のケアをしていく事をお勧めします。

坐骨神経痛の場合は、中殿筋・小殿筋・大殿筋・梨状筋にトリガーポイントが形成されているケースがとても多いです。この評価は、欠かせません。

4 交感神経の評価と施術

長く患てっいる、痛みや痺れに悩まされている事によってもストレスとなり自律神経が乱れてしまいます。自律神経の調整をするだけでも身体の反応は変化してきます。

主にこの4点をしっかりと施術して改善が見られない際は、医療機関や整形外科での精密検査をおすすめします。当院でも尊敬する方々もまずは、この4つが重要かつ筋肉による原因が90%だと言っています。筋肉といってもただマッサージすれば良いという事ではありません。治療とマッサージでは、中身が全く違うので皆さんも勘違いしないでくださいね。

5 その他 血流障害など内科的要因

なかなか症状が改善しない坐骨神経痛の場合、血管の問題も大いにあると考えますが、日本ではなかなかそこまで取り扱ってくれてないのが現状です。アメリカでは、ふくらはぎに神経痛がある場合、まずは循環器内科で血管的な要因も考えるそうです。

よくあるお話

坐骨神経痛の原因を知ることが一番大事ですが、ヘルニアの場合、健常者の方の方がヘルニアが多いというデータが実際にあります。

また、手術は成功したのに、症状は変わらなかったという方も多くいらっしゃいます。一概に検査を受けてヘルニアだと言われてもすぐに手術には踏み切らず、手術する前に必ず一度は、我々民間療法に委ねてみてください。治療をさせて頂いている中で、本当に腰に原因があり症状が出ている方は、あまり多くない様に感じます。

「坐骨神経痛の原因が、ヘルニア以外の場合がある」を裏付ける私の実際のMRI画像

【参考】ヘルニア・狭窄症と診断された私の腰のMRI画像

画像

H29.9月、自分の腰の状態を一度くらいみてみようと、MRIを撮影していただきました。

すると・・・

ヘルニアと脊柱管狭窄症の診断・・・

なにも症状がない私が、まさか自分がこのような診断を受けるとは夢にも思いませんでした。しかしこれまで説明してきたことに信頼性が増し患者さんを励ませる材料となりました。

やはり坐骨神経痛の原因はヘルニア以外?

本当の原因は別のところに隠れているかもしれません。

(横浜【なる整骨院】)テニス肘・ゴルフ肘・外側上顆炎の原因・症状解説・治療

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テニス肘/ゴルフ肘(外側上顆炎)は、改善します

なかには『治らないよ!』なんて言われて、本当にそう思い落ち込んでいる方もいらっしゃいます。的確な治療を施して行けば、必ず改善します。肘だけに限った事ではなく、1日も早い治療が1日も早い改善に繋がることは言うまでもない事実です。

テニス肘(外側上顆炎)とは?

テニス肘とは、各スポーツによる肘関節周囲の痛みの総称であり、正確には内側上顆炎・外側上顆炎と言われます。テニス肘では、主にバックハンドストロークによる前腕伸筋群の使い過ぎによる外側上顆炎、フォアハンドストロークによる前腕屈筋群の使い過ぎによる内側上顆炎に分かれます。ゴルフ肘・野球肘では、前腕屈筋群を多く使うため内側上顆炎になりやすいですね。しかし、近年ではスポーツをしていなくてもデスクワーク(PC作業)により肘を痛める方も増えてきています。

原因

テニスやゴルフで受傷する場合の多くは、肘の外側部分に繰り返しの衝撃が加わることで炎症を起こしてしまう事により発症すると言われています。デスクワークでもタイピング動作を続けていると指を反らす動作により肘の外側に繰り返しの衝撃が加わることで症状を引き起こすといわれています。

外側上顆に付着する筋肉

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①総指伸筋 ②肘筋 ③小指伸筋 ④回外筋 ⑤尺側手根伸筋 ⑥長橈側手根伸筋 ⑦短橈側手根伸筋 ⑧尺側手根屈筋この筋肉は、同じ外側に付着しますが治療家にも意外と忘れられがちな重要な筋肉です。※腕橈骨筋

外側に付着する筋肉はこれだけ存在します。しかし、外側に付着している筋肉だけがテニス肘の原因となっているわけでもありません。前腕側の腕橈骨筋をはじめ上腕側:上腕二頭筋・上腕三頭筋、上腕筋。また肩甲骨周囲の筋肉やアライメントがテニス肘に原因となっているケースも少なくありません。多くが必ず関係していると言っても過言ではありません。

症状

  1. 荷物が持てない
  2. ペットボトルのふたが空けられない
  3. 雑巾を絞ると痛い
  4. クラブやラケットをフルだけで痛い
  5. 顔を洗う動作で痛い
  6. ペンで書くのが痛い
  7. 肘の曲げ伸ばしだけでも痛い

などなど数え上げたらきりがありません。この中でも5番6番7番となってくると症状が少し重くなっている状態です。ここまで痛みが強くなると回復には時間が掛かる可能性が高いです。やはり早めに対処することをお勧めいたします。

未分化の組織(外側上顆症)

肘だけでなく関節周りの痛みは、未分化の組織が発生してしまう。これは欧米で発表された新しい知識で、外側上顆症ともいわれています。この未分化の組織関節の曲げ伸ばしの際に挟まってしまい痛みを生じたり、神経に悪さをしてしまい痛みを生じると言われています。肘の痛みの原因として考えられるのは「未分化」の組織です。人間にはもともと自己治癒能力が備わっています。たとえば膝をすりむいてもしばらくするとかさぶたが出来て傷がふさがりますよね?それと同じようなことが外側上顆炎でも起こりうることがあります。

この未分化の組織が形成されている場合には、その組織を一度壊さなければいけません。つまりただ揉みほぐすだけでは症状の改善は難しいということです。当院では治療器や筋膜リリース、徒手による強刺激など状態に合わせた方法で未分化の組織を一度壊していきます(イメージ)。治療直後は少し痛みを伴うことがありますが、2~3日後にかなり痛みが抜けるケースが多いです。

予防と対策

まずスポーツされている方や肘を酷使している実感のあるご職業の方は、やりっ放しの方がとても多いです。プロではありませんので身体のケアをしていない方が殆ど。一般の方こそスポーツをしたら身体のケアをしてください。マッサージ、ストレッチなど日頃からやり続ける事が重要です。急に痛めるわけではありません、積み重ねにより溜まっていたものがたまたまその日のテニス・ゴルフ中に痛みを出し始める事が殆どです。

特にスポーツをしていないデスクワークの方、1日何時間もタイピングやクリックをしているという方はやはり仕事の仕方を変えないといけません。

そして、どちらにせよもし違和感を覚える瞬間があった際は、そのまま放置したり独自でストレッチしたりせず必ず整骨院へご相談下さい。

エルボーバンドはした方が良いの?

テニスを好まれている方では知らない方も少なくないかと思いますエルボーバンド。痛みの軽減・負荷を減らす効果は期待できるかもしれませんが、その症状を改善するという意味ではあまり期待できないと考えます。痛みを負荷を減らしテニスを続けていることで患部は悪化していく恐れがとても大きいです。どうしても出場しなければいけない試合があるなどやむを得ない場合を除いては、エルボーバンドに頼りすぎるのはおすすめしません。

テニス肘/ゴルフ肘/外側上顆炎の改善に必要な事

 痛みの出ている部位をしっかり確認する事

肘周りの筋肉といっても各指を動かすために複数付着しています。上記の錦織選手の写真、上記の画像をみてもおわかりかと思いますが、肘にかなりのストレスが掛かっていることが確認できますよね。

② 痛みの出ている部位によって治療方法を変えています(当然の事)

テニス肘/ゴルフ肘と言っても痛みの出現している部位がやはり異なります。大概多いのは、中指を動かす筋肉ですが、人差し指、薬指なかには親指、小指を動かす筋肉まで傷めている方もいらっしゃいます。外側上顆/いわゆる肘の外側の骨(出っ張った部分)が痛い方も多いですね。

ただ、やみくもに上腕:前腕のマッサージとビリビリトスポンジのついた電気療法マイクロ波などで温める治療では、いつまで経っても改善が見られないケースが多いです。

大事なことは徒手検査による受傷部位の特定とどこを治療するかの判断する知識と技術。

そして、患部に治療効果の高い治療機器を選択して使用できるかどうかです。本来、上記は当然の事なのですが保険診療に頼っている整骨院/接骨院では、なかなか行っていないのがまだまだ現状です・・・

③ 治療を一日も早く開始する事

これは、どんな症状にも言える事です。そのうち治るだろうとつい思ってしまいますが、肘に違和感を覚えたらすぐにご相談ください。

最善は、違和感を覚える前にメンテナンスをしておくことです

④ 諦めない事!

これもどんな症状にもどんな分野にも言える事です

諦めたら終わり

それはそうですよね。本人が諦めてしまっては元も子もありません。論外ですが、治療している先生にもはじめから本気で治そうとしている先生も多くはないかもしれません。患者さんが諦める前に先生が諦めているケースもあります・・・(もっと論外ですね)

テニス肘/ゴルフ肘に有効な治療機器

① 特殊治療器/定電流治療器AAP

あの有名テニスプレーヤーが所持している機器です。肘の痛み/成長痛/オスグッドなどなどスポーツ外傷に効果を発揮しています。

② 超音波治療器/立体動態波

最近では使用している院も増えていますが、オリンピック選手やMLB選手などトップアスリートも使用している治療器です。最低限、備えておきたい機器ですね。筋肉の深層にまで効果を発揮することが出来る治療器です。様々なモードがあり急性期から慢性期、アスリートのパフォーマンスまで多岐にわたり効果を発揮します。

③ 筋膜リリース

これまでの治療に加え、アメリカで使用されている器具を使用して施術します。負担の掛かりやすい肘の癒着を剥がし、筋膜を整えます。この治療によりさらに治療の幅が増え、改善のスピードも速くなりました。筋肉だけでなく、筋膜。とても重要です!


PC版Chromeで常にシークレットモードで開く方法

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ショートカットを作成して常にシークレットモードで開く方法は検索すればいくらでも出てきたのですが、メーラーやチャットワークに記載のURLをクリックしてもシークレットモードで開く方法が中々見つからなかったので備忘録として記事にしておきます。Windows10の場合の方法です。

レジストリエディタを起動

「Windows」キーを押しながら「R」キーを押します。

「ファイル名を指定して実行」が開くので、 regedit と入力して「OK」をクリックします。

レジストリの編集

「レジストリエディター」が開くので、以下のパスを開きます。

\HKEY_CLASSES_ROOT\ChromeHTML\shell\open\command

既定を右クリックして「修正」をクリック。値のデータに

"C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe" -- "%1"

などとあるので、「– “%1″」の部分を、

--incognito "%1"

に書き換えます。

「OK」をクリックして終了です。

以上。

これで、常にシークレットモードで開くようになるはずです。

【参考】

GoogleChromeを常にシークレットモードで起動する

(横浜【なる整骨院】)胸郭出口症候群の原因・症状・治療・予防を解説

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【胸郭出口症候群】の原因・症状・解説

今日は、腕から手先への痛みや痺れを引き起こす【胸郭出口症候群(読み方:きょうかくでぐちしょうこうぐん)】についてお話します。

まず、胸郭とは・・・胸骨及び肋骨、背骨で囲まれた空洞部分で、肺や心臓などの内臓が入っていますね。

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胸郭出口症候群とは

腕から手にかけての痛みや痺れがある症状で、首からの症状(頚椎症・ヘルニア)とよく間違えられてしまう原因の代表格です。胸郭の出口、鎖骨や第一肋骨がある側で、何かの原因により神経が刺激され、腕や肩に痛みや痺れを出す症状のことをいいます。

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そしてその胸郭出口症候群の原因は、さらに4種類に分類されます。

① 斜角筋症候群

これは、中斜角筋・前斜角筋・第一肋骨が構成する三角形の隙間(斜角筋隙)を通る腕神経叢という神経の束や鎖骨下動静脈が何らかの原因で圧迫されることが原因で起こる症状を言います。

② 肋鎖症候群

胸郭出口症候群の中で一番多いといわれ、鎖骨と第一肋骨との間で神経・動静脈が圧迫されることが原因で起きます。鎖骨の骨折後の変形治癒や姿勢の悪さからでもなることがあります。

③ 過外転(小胸筋)症候群

胸の深いところにある小胸筋の過緊張により、外転(手を身体の横から上に上げる動き)で小胸筋のすぐ下を通る腕神経叢や鎖骨下動静脈が圧迫され、痛みしびれが出てくる症状の事を言います。電車のつり革を持つ、手を頭より上に挙げて作業する、などの姿勢で腕・肩にしびれ・痛みがでることがあります。

④ 頚肋症候群

比較的稀の原因です。生まれつきの奇形で、7番目の頚椎の横の突起が長くなっている方がいます。その骨が神経・動性脈の圧迫を起こすのが原因となります。

検査

胸郭出口症候群は、レントゲンでは診断が出来ません。MRIなどの精密検査や徒手検査により判断することが可能です。

徒手検査では、一般的な頸椎の検査から首以外からくる原因も合わせて検査・評価していきます。

  1. 頸椎や肩甲骨、肩関節の評価
  2. 首や肩周りの筋肉・トリガーポイントの評価
  3. 姿勢の評価
  4. 交感神経(自律神経)の評価

この4つの検査・評価をし、治療で改善されない場合は、頸椎の神経根の問題を疑い、観血療法(手術)も視野に医療機関での精密検査をおすすめします。頸椎の手術は、本当に最後の最後です。出来る事なら手術はしたくない部位です。

本当の原因

①②③は、姿勢の悪さや日常生活よって起こる!

上記に挙げた症状は、悪い場所によって分けたものであり、それを起こすのにも原因があります!それは、姿勢です。そうほとんどがこの姿勢によるものです!ただ単に『姿勢が悪い』だけでなく、この姿勢の悪さによりどこが上記3点の原因となっているかを探すことが重要です。

【参考】是非、ご一読ください。

1 姿勢を正すメリット!

2 腕から手にかけてに痛みと痺れ

例えばこの下図の右の方のように、背中を曲げて、首を前へ突き出した姿勢で長時間作業をしていたとします

画像

 

すると・・背中が丸まっているため胸郭は縮み、その入り口は狭くなってきてしまいます。それでは、胸郭の入り口から出る神経・血管を圧迫するのは当たり前です。

人間のもともとの正しい姿勢はこれです

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今の日本人は、この姿勢から遠ざかっている方がとても多いと感じます。逆にこの姿勢に近いほど、健康で健幸な生活が送れている方が多い!ということなんですね。当院では、「解剖学的肢位に近づける」ことで痛みからの解放が得られると考えています。これは、KYテクニックにて世界でも認められ、日本でもこれからDR等にも認められるであろう理にかなった治療法です。もちろん、今現在の痛みや症状も大事ですが、我々は、しっかり身体を診る事で、解剖学的肢位に近づけ、今後、10年・20年後も痛みのない生活が出来るようにしていきたいと考えております。

整骨院の治療法

上記の説明にもありますが、まずはしっかりと評価をすること。これはどの症状でも同じです。その原因を絞っていき、施術そしてまた評価を繰り返してきます。まずは、5回程度同じ施術をして、反応がない場合は、次に疑わしい原因に対して施術をしてきます。

評価

  1. 姿勢の評価と施術
  2. 筋肉・関節の評価と施術
  3. トリガーポイントの評価と施術
  4. 交感神経の評価と施術

主にこの4点をしっかりと施術して改善が見られない際は、医療機関や整形外科での精密検査をおすすめします。当院でも尊敬する方々もまずは、この4つが重要かつ筋肉による原因が90%だと言っています。筋肉といってもただマッサージすれば良いという事ではありません。治療とマッサージでは、中身が全く違うので皆さんも勘違いしないでくださいね。

治療法

  1.  KYテクニックにより姿勢の調整
  2.  筋膜リリース
  3.  関節の矯正・調整
  4.  治療器(超音波・立体動態波・高周波)による筋肉の弛緩および神経の活性化
  5.  頭蓋骨の調整

治療方法は様々ですが、しっかりと評価をし治療方法を考えていきます。

予防と対策

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左の〇の図ののように

  • 椅子に深めに腰掛け、ややお尻を突き出し、腰のカーブを意識して座る
  • キーボード・マウスはなるべく自分の側に近づける
  • 目線は下になり過ぎない。台などでモニターを目線の高さに調節しましょう

胸郭を拡げろ

人間は、丸く縮まっている方が殆どです。長時間座っている、歩いていても前のめり・・・背筋を正し仕事をしている、歩いている方が周りにどれくらいいますか?しっかりと胸郭(胸)を開き、内臓が縮みこまない様にしてたくさん酸素を取り込みましょう。

下の動画は、ヘルニアの予防法ですが、多くの症状において万能です。是非、1時間に1回でもやってみてください。

動画

これ以外にも、足を組む・胡坐をかくなど、姿勢が歪む原因となりうることは様々あります。骨盤の歪みは、酸素をしっかりと取り込めない大きな原因です。左右のバランスが50:50はなかなか難しいですが、せめて48:52など少しでも50:50に近づけるようにしていきましょう。

今現在ある症状だけでなく、今後、10年・20年先を見据えて身体の予防とメンテナンスをしてみては如何ですか?病気や疾患になってからお金と時間を使うよりも病気や疾患にならないために使ってみても良いのではないでしょうか?

(横浜【なる整骨院】)夜間も痛い四十肩・五十肩の治療について

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四十肩の症状改善の本当のところ

今日は、四十肩の治療の為に、病院では注射を続け痛みが変わらず、整骨院ではマッサージと電気をし約3か月経過した方のお話。60代男性、肩が全くと言っていいほど横に挙がらない・・・

注射をしに病院へ5回ほど・・・変わらないので、整骨院へ行ってただ揉まれただけ・・・で3か月経過。

夜も痛くて寝返りも打てないし、仰向けに寝るだけでも肩が痛い・・・

パソコンで検索し少し遠いですが、当院へ。

検査するも何も仰向けにベッドに寝てもらうだけで痛い。

その他手首を外に返すことも出来ない。これはどう見ても我々保存療法の範囲外です。おそらく腱板断裂です。

カイロを受けに来たのですが、カイロの対象外ですとお伝えし、痛みの緩和に、特殊治療器が効果があるかもしれないので5回やってみましょうと伝えました。そして、出来れば病院でMRIを撮ったほうが良いですと伝え、施術させていただきました。2回の治療で夜間痛は、大分減少し、仰向けにも寝れるようになりました。しかし、あまりにも肩関節の動きが悪すぎるので今一度MRIをすすめました。1週間後、患者さんから電話があり

「先生の言う通り、手術することになりました。教えてくれてありがとうございました」とおっしゃっていただけました。治すだけでなく、これも治療家の大事な大事な役目です。治るかどうかもわからないのにいつまでも通わせるマッサージ整骨院が多すぎるので注意しましょう。いわゆる四十肩、五十肩の治療は、本当に難しいですが、夜間痛を早期に無くすには、関東では当院のみ導入の特殊治療器を受けてみてもよいかもしれません

導入1か月で、夜間痛のある方、2名とも2回の施術で夜、眠れるようになったと言っていただけてます。ご興味のある方は、早めに『定電流治療器AAP』受けてみてください。当院には肩を痛めてくる方が多くいらっしゃり、施術を継続的に受けてくださいます。そこには、きちんとした説明があるからだと自負しております。

四十肩、五十肩でお悩みの方、本当の説明を受けていますか?

本当に四十肩の場合、そう簡単には治りません。当院では、きちんとした説明をしっかりと受けて頂きご納得した方ばかりが来院されています。四十肩の本当のところをご説明します。

横浜で四十肩の治療院をお探しの方は、是非当院へご相談ください。

(横浜【なる整骨院】)セーバー病(シーバー病)・踵骨骨端症/基礎知識と予防・治療方法

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セーバー病(シーバー病)・踵骨骨端症

セーバー病はスポーツをしている成長期のお子様に好発するかかとの痛みのことを指し、「踵骨骨端症(読み方:しょうこつこったんしょう)」とも呼ばれます。一般的には「踵の成長痛みたいなものだね。」と言われ運動は原則中止で安静、松葉杖と湿布を処方されるというケースが多くみられますが、それは本当に成長痛なのでしょうか?成長痛であれば運動をしているしていないに関係なく皆が経験しているはずです。つまり原因は他にあると当院では考えて治療にあたっています。

「骨端症」とは?

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骨端症」は成長期の子どもに好発する軟骨障害でスポーツをする子に多くみられます。子どもの骨は大人の骨とは違い、骨端軟骨(成長線)骨端核というものが存在します。この骨端核が何らかの影響で血行不良に陥り、骨組織が変化または壊死してしまいます。原因の一つとしては骨に対する圧迫力牽引力が挙げられ、代表的なものだと圧迫力:ペルテス病(大腿骨)キーンベック病(手の舟状骨)、牽引力:セーバー病や当院でも多く診ているオスグッドも含まれます。

基本的に運動は中止、湿布・アイシング・マッサージ・ストレッチ・温熱療法・電気治療・インソールなどが治療として行われることが多いようです。予後は良好とされていますが稀に変形や障害を残してしまうケースも見られます。

症状

☑走ったりジャンプするとかかとが痛い

☑アキレス腱の付着部に腫脹がみられる

☑腫脹部を押すと痛い

☑アキレス腱を伸ばすと痛い

☑痛みが強いとつま先歩きをする

レントゲン所見では踵骨後方の骨端軟骨が白っぽくなっていることが多いです。またアキレス腱炎と混同されることも多いためしっかりとした鑑別が必要となります。

原因

前述のとおり一般的にセーバー病は成長痛と言われており、ホルモンや成長期が原因とされています。身長は骨が縦に長くなることで伸びていきますが、それに対し筋肉の長さは変わることはありません。その為に身体のバランスが崩れやすくこういった症状を呈しやすいのです。しかしこのバランスに関しては子ども達全員に当てはまることでありながら、全員が骨端症になるわけではありません。ということはホルモンや成長期だけが原因ではないと当院では考えております。

〇 柔軟性の欠如

やはり筋肉の柔軟性に乏しいということはあらゆるケガ・障害の要因となります。セーバー病は下腿三頭筋(ふくらはぎ)・アキレス腱の牽引力によって引き起こされるものなので特に筋肉の柔軟性が深く関わってくるのです。この状態でスポーツを行っているとアキレス腱への伸張ストレスが増加してしまい、結果的に踵骨後方の成長軟骨に障害をきたしてしまいます。

〇 関節可動域の低下

セーバー病において重要となるのは足関節(足首)の可動域です。最近ではかかとを地面につけたまましゃがむ動作(蹲踞)が出来ない子どもが増えてきています。これは足関節の可動域が狭いことを表しており、アキレス腱の伸縮する範囲も限られてきてしまうので必然的にアキレス腱の柔軟性の低下を引き起こします。

〇 骨盤の左右差

セーバー病をはじめ骨端症は基本的に片側に起こることが大半です。当然各競技ごとの競技特性も関わってきますが、根本には骨盤の左右差が潜んでいるケースが多くみられます。骨盤の左右差は脚長差を生じることになり、その結果片側のみストレスが過剰にかかり発症へと繋がってしまうのです。

一般的な治療方法

  • 運動中止(安静)
  • 湿布
  • アイシング
  • マッサージ
  • ストレッチ
  • 物理療法
  • 温熱療法
  • インソール

一般的にはセーバー病に対しては原則は運動中止、場合によっては松葉杖をついてもらうということもありますが、当院では松葉杖をつくことはあまり推奨しておりません確かに安静という面から見ると良いかもしれませんが、松葉杖をついて生活をすることで不必要な足関節の拘縮患肢の筋力低下を招いてしまい、かえって競技への復帰時期が遅くなってしまう可能性があります。

またよく痛みのある際にはアイシングをして下さいと指示を受けることもありますが、当院では受傷後直後のみ、アイシングを5~10分程度して下さいとお伝えしています。受傷して数時間後にアイシングをすることはあまりお勧めできません。過度にアイシングをし続けることは、良い組織(傷めていない組織)も血流が阻害されてしまいます。近年、海外では直後のみしかアイシングをしません。もしくは全くしないとも言われて来ております。過度にアイシングや固定を勧めるのは、一昔前までかもしれません。

当院での治療方法

➊ 筋弛緩の徹底指導

セルフケア・予防にも記載がありますが、1番重要なところとなります。どの筋肉のどの箇所に原因があるのかを追求し、お伝えします。そしてセルフケアを徹底していただきます。

❷ 骨盤・バランス調整

検査において分かった骨盤の歪みやズレ、アンバランスを整えていきます。当院では解剖学的肢位に近づけることで痛みからの解放が得られると考えています。これは、KYテクニックにて世界でも認められ、日本でもこれからDr.(ドクター)にも認められるであろう理にかなった治療法です。

❸ 関節調整・矯正

足関節をはじめ関節可動域の狭い方に対しては関節自体を調整・矯正することもあります。矯正自体は患者様への負担が少なくお子様にも安心して受けていただけます。

❹ 特殊治療器

関東には当院のみ導入している定電流治療器『AAP』を用いて患部の治療を行います。西日本では、甲子園と香川県「feeel」でしか扱いのない特殊な治療器で、傷めた組織の回復を図る事に非常に効果が高い治療器です。この特殊治療器は炎症の抑制や神経由来の痛み、さらに筋肉や靭帯、骨が原因の痛みに対しても効果的です。

予防・ケア方法

オスグッド同様、セルフケアがとても重要となります。当院では、しっかりとセルフケアをお伝えし1日も早い改善と再発予防を徹底します。このセルフケアなくして早期改善は見込めません。

➊ 足の指をしっかり使う事

踵が痛い子供・大人も多くの方が、踵重心です。そして、足の指を使う事が出来ません。毎日足の指をしっかりと使う訓練をしましょう。

❷ ふくらはぎ・すねの筋肉のストレッチ・マッサージ

セーバー病の予防にはまずふくらはぎと脛の筋肉のストレッチを行うのが効果的です。運動前後、特に運動後はゆっくりと時間をかけて行いましょう。

❸ 足首回し

足首回しで足関節の可動域を拡げることも重要となります。基本的には足首を手で持って回しますが、手の指で足の指の間を拡げながら行うと足底筋膜に対しても効果があるためおすすめです。

(横浜【なる整骨院】)交通事故で整骨院と整形外科は併用できるのか?

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整形外科と整骨院の併用について

交通事故が発生して保険会社に「整形外科の他、整骨院・接骨院にかかりたいんだけど」という話をしたところ

「整骨院・接骨院には通えません」

「整骨院・接骨院にはかからないでください」

などと言われるケースが増えてきているそうです。

結論から言いますと・・・通っても全然問題ありませんし、大丈夫です。

基本的には、整骨院での交通事故後の後療法としては、国から治療の許可をもらっている国家資格なので大丈夫なのです。

では、なぜ保険会社が整骨院・接骨院に通ってはいけないと言うのか?

整骨院の水増し請求

新聞やニュースなどでもたびたび取り上げられていて整骨院の水増し請求などの不正が増加しているという報道を見かけます。

そんなことが巷でしょっちゅうあると為、保険会社としては通ってほしくないというのが本音だそうです。

ですので、どうしても整骨院・接骨院に通うという事に対して消極的になってしまうのも頷けます。

整骨院へ安心して通う為には?

整骨院・接骨院には診断というものができません。

ということは、レントゲンや血液検査はもとより、MRIやCTなどの精密検査機械もありません。

ですので、交通事故を起こしたor起こされた場合、必ず医療機関(整形外科)で診断書を出してもらいましょう。

場合によっては痛み止めなども処方してくれますので、しっかりと話を聞いてくれるかかりつけの整形外科を作っておくのも必要かと思います。

その上で、

事故発生→保険会社に連絡→整形外科に受診後診断書を受け取る→整骨院・接骨院に通院する

という流れで大丈夫ですが、その後できれば整形外科さんには月に一度は診せておきましょう。

保険会社では、整形外科に月に一度でも通っているかどうかで、整骨院・接骨院に通院し続けられるかどうかを判断する場合があります。

(横浜【なる整骨院】)グロインペイン症候群(股関節・鼠径部の痛み)/原因と治療・予防方法

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グロインペイン症候群(股関節・鼠径部の痛み)

グロインペイン症候群は主に運動時に鼠径部(股関節)周辺に痛みが現れる状態の総称とされています。主にサッカー選手好発し日本人でも中田英寿選手や中村俊輔選手など数々の有名選手もこのグロインペイン症候群に悩まされていたほどです。一般的には具体的な治療法は確立されておらず、放置していると慢性化しなかなか治らないというケースも多々見られます。しかし痛みの原因は様々であり、その原因が分かれば早期での改善も可能です

症状・好発部位

初めのうちはボールを強く蹴った際や全力で走った際に痛みを生じますが、徐々に悪化すると軽くボールを蹴ったり普通に歩くだけでも痛みを生じるようになり、日常生活にも支障をきたしてしまいます。

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症状は主に下腹部鼠径部坐骨部睾丸部に現れることが多いですが、それ以外の場所に出現することもあります。

また以下の3つの症状もグロインペイン症候群に含まれます。(これ以外に関節周囲の軟部組織損傷なども含まれます。)

➊ 恥骨結合炎

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骨盤の下部では左右の恥骨という骨が合わさっている恥骨結合という部位があります。この恥骨結合にはいわゆる腹筋と呼ばれている腹直筋や内転筋と呼ばれる内ももの筋肉が付着しています。これらの筋肉のオーバーユースにより付着部である恥骨結合に炎症を引き起こしてしまうのです。

❷ 内転筋腱周囲炎

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サッカーのキック動作や切り返しでよく使われる筋肉の1つに内転筋という筋肉があります。主に骨盤から膝の内側まで付着しており、キックの際テイクバック時には引き伸ばされインパクトにかけては縮まるように収縮します。この内転筋が過度な伸張ストレスを受けたり、オーバーユースしてしまうことで損傷・炎症を引き起こします。

❸ 腸腰筋腱周囲炎

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腸腰筋(大腰筋)は背骨の前側から内ももまで付着している筋肉で、股関節を屈曲させる働きがあります。サッカーにおいては主にキック動作で優位に働きますが、これもオーバーユースを繰り返すことにより損傷・炎症を引き起こします。

発症原因

基本的にグロインペイン症候群は下記の問題を抱えたまま、キックやダッシュなどの反復動作によるオーバーユースが原因となります。また股関節の周囲の筋肉に過度な負荷がかかることにより組織が損傷してしまい発症するケースも見られます。

  • 筋肉・関節の柔軟性・可動域の不足
  • 股関節周囲の筋力不足
  • 体幹と下肢の協調性の欠如
  • 骨盤・脊柱の動きの悪さ
  • 捻挫など過去の既往

クロスモーション

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またグロインペイン症候群において『クロスモーション』という動きが非常に重要となります。ボールを蹴る際テイクバック時には脚を後方に振りかぶると同時に反対の手~肩も後方に引き身体を弓のようにしならせます。そしてインパクトからフォロースルーにかけては後方に引いた脚と手をそれぞれ近づけるような動きをとります。これをクロスモーションと呼び、ボールを蹴る際にこの動作が出来ていないとグロインペイン症候群を引き起こす要因の1つとなります。

クロスモーションには上半身、体幹、下半身の動きの連動性・協調性が求められ、上半身の柔軟性が欠けていたり体幹や軸足の筋力が不足し安定性に欠けていると上手く出来ません。そうするとボールを蹴る際の股関節や周囲の筋肉への負担が強くなりグロインペイン症候群へと繋がってしまうのです。

治療法は確立していない

先にもお伝えした通り、グロインペインに対する画期的な治療法は確立していないと言われています。基本的には運動は中止で安静、痛み止め、湿布、マッサージ、ストレッチ、温熱療法、電機治療、アイシング、テーピングが主に治療法として行われておりますが、数か月経ってもなかなか改善しないということもあります。

当院での治療法

当院では痛みが出ている部分だけを治療するのではなく、まずは問診・検査において全身のバランスや身体の使い方など問題点を見つけてから1人1人に合った治療法を選択していきます。

 筋緊張・バランス調整

問題となっている左右のアンバランスを整え過緊張してしまっている筋肉に対してリリースを行います。またクロスモーションに関連する体幹や肩・肩甲骨まわりの状態も整えていきます。筋肉を緩める際はただマッサージするのではなく、より効率的に緩めることのできる手法を用いて行います。

❷ 関節調整・矯正

可動域の少ない関節に対しては調整・矯正を行います。股関節の可動性も重要ですが、サッカーにおいては足関節も大切です。足関節の捻挫をした後にそのまま可動域が低下してしまっている方も少なくありません。サッカーに好発する足関節のケガや障害への予防対策としても有効です。

矯正は必ずバキバキっと音を鳴らすわけではないので患者様への負担も少なくお子様でも安心して受けていただけます。

❸ 筋膜リリース

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当院では『ファズブレード』という器具を用いて筋膜リリース治療を行います。癒着は以前にケガをした場所にも起こるものです。筋膜リリースを行うことで柔軟性やパフォーマンス向上の効果が期待されます。

詳しくはこちら⇒筋膜リリースとは?

❹ 物理療法(超音波・立体動態波・ハイボルテージ・3D微弱電流)

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損傷部や痛みの強い部分に関しては治療器も併用していきます。それぞれ疼痛の緩和、損傷部の修復促進、筋緊張の緩和、血行促進など様々な効果が期待できます。

予防・ケア方法

グロインペイン症候群を予防するにはサッカーで特に負担のかかる筋肉のストレッチは非常に有効です。またクロスモーションをしっかりと出来る為には、肩まわりの柔軟性や背骨の可動性も必要不可欠なのでしっかりと対策・ケアを行いましょう。

➊ 腸腰筋ストレッチ

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片膝を立て伸ばしたい側の脚を後ろに引き、背中を起こした状態で徐々に体重を前にかけストレッチしていきます

❷ 内転筋ストレッチ

片方の膝をつき、伸ばしたい側の脚を外側に開いて内転筋を伸ばします。この時、伸ばす側の膝が曲がらないように気を付けましょう。

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❸ 大胸筋ストレッチ

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90°以上手を挙げた状態で壁に手をつき、壁によりかかるような形で体重を前方に乗せていき胸を伸ばします。

❹ 背骨体操

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四つ這いの状態で背中を丸める動きと反らす動きを交互に行います。背骨の動きを意識するとより効果的です。

(横浜【なる整骨院】)腰痛の症状・原因・検査・治療解説

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腰痛なのに病院で骨には異状はないと言われた皆様へ

当院では、腰痛・坐骨神経痛・ヘルニア治療に力を入れ、月一回、市外・県外から他院の先生方と貴重な勉強会を開催をし,日々研究し知識・技術の向上に努めています。そして、横浜NO.1の腰痛治療院を目指します!

病院では、「レントゲンは問題ないよ・・・そして湿布、痛みどめのお薬」「腹筋と背筋を鍛えてください・・・」と言われ、接骨院では、「マッサージと低周波治療、ウォーターベッド」「ずっと通っているけどよくならない」と訴えている患者さんがとても多いです。どこへ行ったらよいのかわからない」という方がたくさんおられます。これでは、早期に回復できる患者さんも回復できません。当院では、少しでも早く回復し、元気な生活を取り戻してほしいと考え日々研究しています。何かお困りのことがございましたら、遠慮なくご相談いただければ幸いです。

腰痛の現状

現在、国民の80%以上が腰に違和感や痛みを感じていると言われています。「国民病」「生活習慣病」といっても過言ではないのではないでしょうか?そして、病院でも腰痛の原因の80%は、原因がわからないと言われているのが現状です。はたまた病院でMRIを撮り、ヘルニアと診断されても痛くない方の方がむしろ多いなんていうデータも出ています。これは、健常者と腰痛患者さんのMRいを撮ったところ、健常者の方の方がヘルニアの方が多かったということです。

「え??」と思われる方も多い方と思いますが、これが現実です。

これが、何を意味するかというと、「ヘルニアやその他」、器質的に原因があると診断をされた方でも、原因はほかにある可能性も高いという事です。ですが、ヘルニアと診断された方のほとんどが、自分はヘルニアなんだ・・・と頭でヘルニアで痛いんだとヘルニアモードに陥っている方が多いのを感じます。人間は、頭で理解すると物事がスムーズに運んだり、勉強が捗るのと同じで、ヘルニアだから痛いと思い込むとなかなか痛みが取れなかったりする事が多いので、あまり考え込みすぎるのも良くないものと考えます。腰に違和感を覚えたら、我慢をせず早めの受診をおすすめいたします。

一般的に言われる腰痛の原因

1 加齢による腰椎の変性

病院や整形外科で「加齢によるものですね」と言われたことはありませんか?「年だからしかたないよ」と言われたことはありませんか?確かに年齢も原因でないとは言い切れませんが戸籍上の年齢が原因ではありません。

当院が考える年齢による原因として

  • 歳を重ねるごとに仕事も忙しくなり自分の時間が取れずに身体を動かす機会が減る
  • 身体を動かす機会が減り、筋力が低下する
  • デスクワークが多く、座っている機会が増えた
  • 暴飲暴食やお酒を飲む機会が増え、糖質をたくさん摂取するようになる

このように年齢を重ねるにつれ、腰痛を引きおこす原因が増えたことが原因であり、一概に年のせいには出来ません。

2 筋力不足

「腹筋と背筋を鍛えてください」と言われたことはありませんか?これもよく言われるかと思います。1番にあるように確かに間違いではないと思いますが、やみくもに腹筋と背筋を鍛えれば良いと言うわけでもありません。バランスが重要であり、当院ではあまり腹筋を鍛える事は推奨していません。我々も良く言われる言葉として、CMや雑誌・TVでやっていた健康器具は良いの?体操は良いの?と聞かれますが、これも万人に必ずしも効果があるわけではありません。やはり腰痛も十人十色、原因も十人十色です。すぐに飛びつくのは危険です。

3 腰部椎間板ヘルニア

レントゲンを撮影し、「ヘルニアですね?ヘルニアかもしれませんね?」と言われたことはありませんか?まずレントゲンでヘルニアは診断できません。MRIを撮影して初めて診断する事が可能です。また、腰椎椎間板ヘルニアに詳しく記載してありますので、お読みいただきたいのですが、ヘルニア画像と痛みや痺れは必ずしも一致しないという事は最近では当たり前の様に言われている事実です。

4 脊柱管狭窄症

こちらも意外と診断がつきやすい症状名でありますが、本当に脊柱管狭窄症が原因かというと意外とそうでないケースもありますので、慎重になりたいところです。本当に脊柱管狭窄症が原因だとすると手術・オペがやはり望ましいですがなかなか踏み切りたくはないところですよね。こちらも【脊柱管狭窄症・症状・原因解説】に詳しく記載していますのでぜひお読みください。

5 腰椎すべり症・分離すべり症

こちらもレントゲンを撮影後、診断がつくことが多いかと思います。分離症の急性期はいわゆる骨折ですから確かに痛いのも当然です。すべり症の場合は、ヘルニア同様、原因ではないケースが多いのですぐに手術・オペに踏み切るのは如何なものかと考えます。なるべく保存療法で改善したい症状です。【腰椎すべり症・分離すべり症】についても詳しく記載してありますので、是非お読みください。

6 ぎっくり腰・急性腰部捻挫

ぎっくり腰、おそらく聞いたことがない方はいないかと思います。ぎっくり腰には、実は定義はありません。何を持ってぎっくり腰かはとくにありません。いわゆる急性腰部捻挫という事です。正しい処置と対応を早期治療・早期回復がとても大事です。

腰痛や坐骨神経痛に限らず、その痛みの原因が他にある事が多いという事実と他に原因があるかもしれないという事実をこのページでお伝えできればと思いますので、手術・オペに踏み切る前に今一度保存療法もご検討されてみては如何でしょうか。

当院が考える腰痛の種類

上記でご説明したように腰痛の種類というとヘルニア・脊柱管狭窄症・分離症・筋膜性・椎間板減少などが挙げられますが、ここでは、保存療法的観点から腰痛の種類をご紹介します。

①仙腸関節性の腰痛

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近年、メディアでも取り上げられている仙腸関節の可動域低下・ロッキングによる腰痛です。当院でも、仙腸関節性の腰痛で来院される方は、非常に多いです。また、股関節に異常がある方も仙腸関節性の由来の事も多いですね。骨盤と股関節とは、とても密接な関係をしていますので、女性に多い股関節の痛みもここに原因がある事が多いです。

ではなぜ、そのような状態になってしまうのかという事が重要です。日常生活・仕事・スポーツなど問診からきちんとした情報を掴み、再発し辛い状態にするにあたり生活指導にも力を入れています。

②筋・筋膜性腰痛

筋・筋膜性腰痛症とは、いわゆる筋肉の緊張やそれに伴う筋繊維の損傷を起こしたために起こる、腰痛を指します。神経学的検査でも背骨や椎間板などの関節部に異常が見当たらないのに関わらず、痛みがあるような腰の痛みです。

腰は、解剖学上、腰周囲の筋肉に負担がかかりやすい様に出来ています?!違和感・張り・疲労などを感じやすいのは、解剖学的に原因がありますので、日ごろのケア(運動・ストレッチ・マッサージ)などが重要ですね。

筋肉をゴムに例えると、古い硬いゴムはすぐちぎれてしまいますよね?新しい柔軟性のあるゴムであれば引っ張ってもなかなか切れない様に筋肉も柔軟性のある状態にしておくことが大事だということが何となくお解りいただけましたか?

といってもただマッサージするだけではなく、筋肉は必ず骨と骨に付着していますので、筋肉が固まっていると関節の動きも悪いのが殆どです。動きの悪い関節の可動域の向上と硬い筋肉を緩ませる。この2点をしっかりと治療していきます。

③関節由来による腰痛

カイロプラクティックでは、サブラクセーションともいい、いわゆる骨の位置がずれた事による筋肉・神経への圧迫による腰痛です。当院では、トムソンベッドを使用しサブラクセーションを起こしている脊椎に直接、施術していきます。骨と筋肉は、とても密接な関係をしていますので、骨の位置が整うと筋肉・血管・神経の圧迫が除去され痛みがなくなることがあります。

④内科的要因

腰痛と言っても筋肉・関節由来だけではありません。夜間何もしなくても痛い日が何日も続く場合は、まずは内科での診察をお勧めします。

  1. 尿路結石
  2. 腎盂腎炎
  3. 腫瘍
  4. 女性であれば卵巣系の疾患

などなど内科的な要因でも腰痛を引き起こすことがあります。

私のMRI

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この画像は、院長である私の腰のMRIです(H29.9月撮影)先日、お恥ずかしながら3年ぶりに腰を痛めてしまいました。そして症状は、なくなったのですが、自分自身の勉強のため、そして実際自分の身体はどんな状態なのか?知りたいと思いMRIを撮ってきました。すると・・・

ヘルニアL5/S1・腰部脊柱管狭窄症・椎間孔狭窄

の診断がついてしまいました。

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日頃からヘルニアの診断を受けても症状がない方が多い」「ヘルニアが必ずしも痛みを出さない事が多い」とお伝えしていますがまさか自分自身がそうだとは思いもしませんでした。

自分自身は症状がないから今後も絶対大丈夫ということはないですが、これから色々と気を付けて生活・セルフケアをしていこうととても勉強になりました。

もし今、あなたがヘルニアや脊柱管狭窄症と診断され悩んでおられましたら、私の様に症状がない方も多いという事実がありますのでやはり別に原因があるかもしれませんので、いきなり手術に踏み切る前に保存療法をおすすめします。

日常生活の腰への負担

人間の体は、背骨で支えられています。ご存知のように背骨はゆるやかなS字カーブを描いています。このS字カーブが背骨にかかる負担を吸収し、筋肉・身体への負担を減少させています。そして、私たちが運動するときに背骨にかかる力は、想像以上に大きなものです。座っている状態のときには、仰向けに寝ているときの5倍もの重量がかかっているといわれています。

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※姿勢の変化による腰への負担

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※体幹の角度と荷物の重さによる腰への負担

姿勢の変化により、椎間板内にかかる負担を調べた報告があります。これによると、例えば体重70kgの人は、普通に立っているだけで約100kgの負担が第三腰椎椎間板(お尻のカーブが始まる付近)にかかるというのです。

さらに立ったまま上体を20度、前に傾ける、いわば軽くお辞儀をした状態ですが、この場合は150kgです。イスに腰掛けても負担がかかります。椅子に座って上体だけを20度傾ける、いわばイスに腰掛けたままお辞儀をする状態ですが、この場合は180kgの力が加わるというのです。逆に、ゆったりと仰向けに寝た場合には、25kg、横向きでは70kgで、負担は軽減されるのです。

これからもわかるように、立ったり座ったりするだけで、これほどの負担が背骨にかかります。ところが、私たちの日常は、それ以外にもさまざまな動きをしなければなりません。重いものを持ち上げたり、不自然な姿勢を長時間続けたり、つまずいたり、瞬間的に身をかわしたり背骨にかかる負担は相当なものです。腰痛を訴える人が多いのも当然といえば当然なのです。

私たちの体は骨格だけで支えられているのではありません。骨には筋肉という頼もしい味方がついています。この両方のバランスがうまくとれていなければ、体を支えることはできません。

骨と筋肉は密接な関係を持っています。筋肉に問題があれば骨に、骨に問題があれば筋肉に悪影響が及び、体全体のバランスを崩し、痛みを発生させるのです。

当院の治療方針

当院では、問診と検査を重要と考えており、筋肉性の腰痛なのか関節性の腰痛なのか筋肉・関節の双方からが原因で起きている腰痛なのかを見極め、施術していきます。筋肉性には、運動学・解剖学を取り入れた手技療法と3D立体動態波治療。関節性には、カイロベッド(トムソンベッド、)徒手矯正・AKA療法を元に独自の仙腸関節調節で、皆様の早期回復・早期治癒に導きます。

予防と対策

  • 人間は、動かなければならない生物です。長時間の座位や立ち仕事の方は、やはり運動が必要です。
  • 人間は、ほとんどの方が前のめり・前傾姿勢です。しっかりと身体の前側を伸ばして生活する必要があります。
  • 我々の身体は、お水と酸素と栄養素で出来ています。毎日約2Lのお水を飲むようにしてくだださい。筋肉の質が変わるだけでなく病気の予防にもなると言われています。
  • 車と同じで身体こそ月に1回は、メンテナンスをしましょう。筋肉や関節の動きを正しく使えるようにしていく事で怪我の予防をすることが出来ます。

妊婦さんのうつ伏せ治療も可能です

当院で使用しているクッションは、海外では当たり前の様に使用されているうつ伏せ可能なクッションです。


(横浜【なる整骨院】)腱鞘炎の症状・原因・治療・予防解説

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なかなか治りづらいと言われている腱鞘炎(ドゲルバン病)

腱鞘炎を長期に患っている方は多いのではないでしょうか?それもそのはずやはり手を指を酷使している方が腱鞘炎になるケースが殆どです。また、腱鞘炎になりやすい方として、出産後のお母様が多いです。これは、ホルモンバランスの変化と赤ちゃんを抱っこする姿勢に問題があります。その他、なりやすいご職業を挙げると

  • タイピスト(PC作業)
  • ピアニスト
  • 美容師さん
  • セラピスト(マッサージ師など)
  • 芸術家
  • 産後のママさん

などなどが挙げられます。

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腱鞘炎(ドゲルバン)とは?

ほとんどの方がオーバーユースによる手首や母指に痛みを生じるのが腱鞘炎です。親指を伸ばす短母指伸筋腱、親指を外側に開く長母指外転筋腱が手首の親指側のトンネル状の腱鞘を通っていて、親指を使いすぎると腱鞘が肥厚したり、腱の表面が傷ついたり癒着したりすることにより、腱の動きが悪くなり、炎症が起こり、痛みが強くなるのが、ドケルバン病という腱鞘炎です。鑑別には「フィンケルシュタインテスト」でドケルバン病という腱鞘炎の可能性を疑います。

女性の罹患率は男性の5倍

腱鞘炎を患うのは、圧倒的に女性が多く見られます。なんと5倍以上とも言われています。原因は明らかではありませんが、ホルモンバランスの影響が一番の要因として挙げられています。また、手を酷使する方が多いことから筋肉量なども原因の一つと思われます。また、手を酷使する方が患う事からストレスも原因の一つとして考えられます。

腱鞘炎の代表的検査

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フィンケルシュタイン検査

腱鞘炎を疑う一般的な代表的な検査です。親指を握るようにし、更に手首を下方に下げていきます。この時に手首の部分に痛みを生じます。また、今回は手首だけでなく親指周囲の痛み(CM関節症)も生じていました。今、ご自身が腱鞘炎かもと思われている方は、検査を試されてみてください。

腱鞘炎は何故治りづらい?

腱鞘炎が治りづらいポイントはズバリ

  1. 使いすぎ:オーバーユース
  2. そもそも腱は、血管が乏しく改善が遅い

治りづらいポイントは、この2点です。恐らく痛めている方のほとんどがお仕事や日常生活で使わざるを得ない状況にいらっしゃる方です。使いすぎている環境を変えていかなければ改善はみられません。また、血管に乏しいという事は組織を改善するためには必ず必要な栄養素が送り届けられません。筋肉の方が治りが早いのはこの為です。

一般的な治療法

・保存療法:安静と固定:指や手首を動かさない、なるべく負担を掛けないようにします。また、低周波治療、レーザー治療、超音波治療が挙げられます。医療機関では、安静と固定治療が多いかもしれません。

・投薬、注射:湿布や鎮痛剤の処方と安静と固定で改善が見られない場合は、ステロイドなどの注射をするケースが多です。注射は3回程度で改善が見られない、再発する方には下記の手術療法が勧められます。

・手術療法:注射でも改善が見られない場合に、手術療法を勧められるケースが多いです。炎症を起こしている腱鞘を切り開いて、引っかかりをとるための手術です。外来・日帰りで手術可能な医療機関もあるようです。手術によるデメリットとしては、神経を傷つけてしまったり、切断してしまうと知覚障害を起こし、感覚がなくなったり、感覚が鈍くなったりしてしまう事もあるようです。また、手術後すぐに洗い物など手が使用できないケースもあるかもしれませんのでしっかりと医師に相談しましょう。また、医療機関選びが重要です。『手の外科』など最近では専門的な医療機関もありますので、近所の整形外科だけではなく専門性のある病院を探しましょう。

当院の治療法

腱の癒着

腱鞘炎では、必ずといってよい程、癒着が起こっているそうです。腱鞘炎を患っていなくても手首、肘、肩などよく使用する部位では癒着が起こっているそうです。この癒着をリリースする事で早期改善するケースもございます。当院では、筋膜リリースおよび徒手によりこの癒着に対してアプローチしていきます。

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定電流治療器AAP

関東地方でこの治療器を置いているは当院のみです。あの世界トップの日本人テニスプレーヤーが所持している治療器です。これまでも数々の驚くべき治療効果を出しており、今回も治療器の効果が見られました。

定電流治療器AAPとは?

微弱電流(290μA)を使用し、血流・神経・筋肉を活性化させ本来持っている人間の自己回復能力を助け、細胞・筋肉を調整・回復・改善をさせます。さらに、この微弱電流によって損傷部位が修復され血行やリンパ液の流れもよくなります。

AAPは使用している微弱電流が人間の体内に流れている生体電流に近いからです。電流が流れる際の体内抵抗による音の違いで患部が検知できます。

細胞単位へのアプローチ

損傷部位では生体電流の乱れが発生します。又、損傷部位ではプラスとマイナスのイオンのバランスが崩れます。そこに微弱電流を通電することで損傷部位では細胞レベルまでの活性化を促進します。

造骨細胞へのアプローチ

正常な骨は体内の電流により再生されます。正常でない骨に対して微弱電流を通電することで、造骨細胞も活性化し、骨折・捻挫の回復を早めます。

人体と電気

車はガソリンにより動き、又、機械類が電気で動くのと同様に人体の身体は食物や水分を摂取して、それらを電気エネルギーに変換しています。人体の電気エネルギーと機械類の電気との違いは、人体は微弱電流を有効に使っているということです。この電流は心臓の鼓動を保ったり、胃の消化を促進したり、その他器官も同様にコントロールをしています。そして、筋肉や神経もこの微弱電流によってコントロールされています。細胞の活動に必要なエネルギーは、細胞内のATP(アデノシン三リン酸)が分解される時に発生するものが利用されます。この重要なATPを合成するのが細胞内にあるミトコンドリアです。微弱電流はミトコンドリアの電子伝達系を活性化して、ATPの合成を促進します。

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※㈱豊和HPより

早期改善するのか?

皆さんが一番求めていらっしゃるのは、とにかく早く今ある痛みから解放されたい・・・だと思います。もちろん当院でもそのつもりで治療にあたりますが、やはり難治と言われている腱鞘炎です。腱鞘炎を必ず治せる治療家はこの世に存在しないとも思っています。しかし、1年以上痛かった痛みが、数回で改善するケースもあるので、治療して診ないければわからないのです。そして、皆さんお身体の状態も異なります。受傷のレベルも違えば生活環境も違います。腱鞘炎の専門的な医療機関(必ず症例数の多い専門機関を選んで下さい)での手術には踏ん切りがつかない場合や、手術はしないと決めている方は、保存療法でも早期改善するケースもございますので長くお悩みであれば是非一度、ご相談下さい。

(横浜【なる整骨院】)梨状筋症候群 症状・原因・治療解説

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梨状筋症候群とは

梨状筋症候群とはお尻の筋肉である梨状筋が原因で痛みやしびれなどの症状を誘発しているものを呼びます。この梨状筋の周りにはお尻から足まで通っている坐骨神経があります。基本的には下の画像のように坐骨神経は梨状筋の下を走行しています。梨状筋が何らかの影響で硬くなることで梨状筋の下を走行している坐骨神経が圧迫され腰~足まで(坐骨神経沿い)痛みやしびれを生じる事を梨状筋症候群と呼ばれています。

「坐骨神経痛」という言葉が一人歩きしていますが、これは病名ではなく症状です。坐骨神経が何によって障害されてるかによって、対応が変わってきます。梨状筋症候群はあくまで梨状筋の影響で坐骨神経に障害を与えているのでいかに梨状筋を緩めるか、負担をかけないかが大事になってきます。また、近年では梨状筋は坐骨神経を圧迫する事はないとアメリカ解剖学実習にていわれてもおりますが、この記事では一般的に言われる梨状筋症候群についてご説明していきます。

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梨状筋とは

梨状筋とは、おしりにある外旋6筋と呼ばれる筋肉の中の一つです。おしりの表面ではなく深いところにある筋肉で、なかなか触診するのは難しい筋肉です。梨状筋は仙骨の前面、大坐骨切痕という場所から始まり、大腿骨の大転子(太ももの外側)に付着します。名前の通り、梨状の形をした筋肉になります。作用としては大腿骨をを外旋させる機能があります。梨状筋は内閉鎖筋、外閉鎖筋、大腿方形筋、上双子筋、下双子筋といった筋肉と共に外旋6筋と呼ばれる筋肉です。

起始:仙骨の前面

停止:大腿骨の大転子(太ももの横)

作用:股関節の外旋(股関節を外に捻る動き)股関節の安定性を高める働き。

梨状筋(外旋6筋)には股関節を外旋する作用ともう一つ大事な役割があります。それは股関節を安定させる働きです。股関節は球関節といって自由度の高い関節で、いろんな方向に曲げる事ができます。そんな自由度の高い股関節を制御、安定させるのが梨状筋(外旋6筋)です。遠心性に収縮することで(筋肉が伸びながら収縮)大腿骨を臼蓋におしつけ、股関節の安定性を高めています。肩関節でいうとインナーマッスルの腱板(ローテーターカフ)と同じ働きがありますね。

坐骨神経

坐骨神経は、末梢神経の中にある神経で一番太くて長いと言われています。太くて長い神経なので障害されると広範囲で症状を呈する場合もありますし、障害もされやすい神経です。坐骨神経の走行は上記の画像にもあるように基本的には梨状筋の下を通りますが他にもタイプがあります。

  • 梨状筋の下を通るタイプ 約90%
  • 坐骨神経が梨状筋を貫通するタイプ 約8%
  • 坐骨神経が梨状筋を挟んでいるタイプ 約2%

梨状筋症候群で多いのは、坐骨神経が梨状筋を貫通するタイプの方が多いと言われています。

好発するスポーツ

梨状筋症候群は、マラソン選手(ランナー)に多いと言われています。マラソン選手に限らず、他のスポーツでもランニング時に臀部痛や大腿後面痛、下腿痛などの症状を呈することがあります。一般の方ではデスクワークなどの長時間座って作業される方ですと、おしりの筋肉が圧迫される事で症状を呈する人もいます。何事でも長時間同じ姿勢を続けることは、身体への負担は重くのしかかります。

【参考】姿勢を正す本当の理由

梨状筋症候群の症状

  • 臀部~大腿部後面、膝の裏、ふくらはぎなどの痛みやしびれ
  • 座位が長くなると、症状が悪化する
  • ※感覚障害(触られた感覚が鈍いなど)
  • ※下肢の明かな筋力低下
  • ※膀胱直腸障害(尿、便が出にくい、多尿など)

※神経の障害のされ方によって出ない方も多いです。

代表的な症状はやはりお尻~足にかけての痛みやしびれでしょう。また座っている時間が長くなると痛みが強くなってくる方も多いです。尿や便が出にくい、明らかな筋力低下がみられる場合に関しては早急に医療機関に相談してください。

梨状筋症候群と類似する症状名(坐骨神経痛症状を呈する原因症状名)

  • 脊柱管狭窄症
  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 腰椎すべり症・分離すべり症
  • ぎっくり腰などの炎症のよる神経症状

梨状筋症候群の原因

  • 長い時間座位姿勢が長い方
  • 歩行時やランニング時に内股(股関節内旋)の方
  • 長時間立ってる事が多い方
  • 月経の周期中や妊娠時期など体内に大きな変化がおこる時期

座っているときはお尻はつぶされ、臀部の筋肉(梨状筋など)は圧迫されています。その影響で臀部の負担が大きくなり症状として現れます。長い時間座って仕事をされるデスクワークの方、ドライバーの方は長時間お尻が潰され圧迫されている状態です。お尻の筋肉の負担は計り知れません。また歩行時に内股の方だと梨状筋が引き伸ばされている(股関節がそれ以上、内に入らないように梨状筋が頑張っている状態。遠心性収縮とも呼ばれる)状態で硬くなるケースもあります。梨状筋はじめ、お尻の筋肉はとても酷使されています。それほど身体の中で要と言っても良いかもしれない部位です。

梨状筋症候群の診断

まず梨状筋症候群はじめ坐骨神経痛はレントゲンでは判断できません。レントゲンで診ているのは骨であり、筋肉、関節、軟部組織の問題を見つけるのは大変難しい事です。画像診断(レントゲン、MRI等)がすべてではないことを理解した上で画像診断の結果を聞くのが良いと思います。

梨状筋症候群は、椎間板ヘルニアなどの他の症状との鑑別が非常に難しい症状です。まず坐骨神経痛の症状が出た場合、病院では椎間板ヘルニアを初めに疑います。その後、画像所見で椎間板ヘルニアの所見がなければ梨状筋症候群を疑います。ただ、梨状筋症候群は徒手的な検査はあるものの、特徴的な画像所見には乏しいので診断は難しいことが考えられます。医療機関で梨状筋症候群と診断されることはほとんどないかもしれません。

梨状筋症候群の検査

フライバーグテスト:仰向けの状態で股関節の屈曲・内転・内旋の動きで疼痛、しびれなどの症状が誘発又は増強した場合、梨状筋症候群を疑います。

一般的な治療

  • 物理療法(干渉波・SSP・腰椎牽引・マイクロ波など)
  • 投薬療法

消炎鎮痛剤(飲み薬)や湿布を処方される事が多いと思います。薬が必要なケースもありますが、飲み続けることが良い事だとは思いません。副作用等もございますのでお医者さんとよくご相談されることをおすすめします。

【参考】リリカカプセルの副作用

  • ブロック注射

ブロック注射といっても実は種類があります。何気なく注射を打ってもらうのではなく、自分が打っている注射がどういった作用があるものなのかを把握することも大切なことです。リスクもありますから、必要な時に必要な量を打つことが大事だと思います。

【参考】ブロック注射って効果あるの!?

当院の治療

【評価が最重要】

  1. 姿勢の評価と施術
  2. 筋肉・関節の評価と施術
  3. トリガーポイントの評価と施術
  4. 交感神経の評価と施術

主にこの4点をしっかりと施術して改善が見られない際は、医療機関や整形外科での精密検査をおすすめします。当院でも尊敬するDC(ドクターカイロ:欧米では医師と同じ)また慢性痛をしっかり診てくれるお医者さんもまずは、この筋肉による原因が90%だとおっしゃっています。筋肉といってもただマッサージすれば良いという事ではありません。治療とマッサージでは、中身が全く違うので皆さんも勘違いしないでくださいね。また、ぎっくり腰では、仙腸関節・腰仙関節・椎間関節の評価も大事です。関節の機能異常(ロッキング)が問題で過緊張を引き起こしているケースは否定できません。

1.2 姿勢不良による筋肉・関節への影響

まずは、なんと言っても日頃の姿勢でしょう。筋肉と言っても腰を診るだけではありません。首に原因がある場合もあれば、お腹・太ももに原因があるかもしれません。慢性的な症状であれば、骨盤の歪みや頭蓋骨の歪みにより、呼吸がしっかり出来ていないかもしれません。呼吸を改善することは、慢性的な症状の方にはとても重要です。呼吸の改善なくして改善はしないかもしれないくらいです。かつて、野口英世先生も『すべての病は、酸素不足』と遠い昔から唱えています。酸素がしっかり吸えていなければ全身に血液がしっかりと十分に行きわたらないと思って下さい。当院では、身体のバランスをしっかりとチェックし筋肉と関節の不具合による影響を探していきます。治療方法は、姿勢の不良は、KYテクニック。関節による影響は、カイロプラクティック。また内臓・頭蓋骨調整・トリガーポイント治療が主になってきます。

【参考】姿勢を正す本当の理由

3 トリガーポイント(筋肉の評価)

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トリガーポイントとは、圧に対する感度が局所的に高い、過刺激性のポイントで、身体の他の部位に症状(通常は疼痛)を引き起こします。トリガーポイントは、筋肉、筋膜、骨膜、靭帯、皮膚などの身体の軟部組織に存在することが多いと言われています。一般的には、潜在性と活動性のトリガーポイントに分類され、潜在性は、圧迫されない限り局所的な痛みや関連痛を引き起こさないのに対し、活動性トリガーポイントは圧迫されなくても局所的な痛みや関連痛を引き起こします。どこも痛くなくても潜在性トリガーポイントがある場合が殆どですので活動性に変わらない様に日常的に身体のケアをしていく事をお勧めします。

お身体の痛みにトリガーポイントの評価は欠かせません。

4 交感神経の評価と施術

長く患てっいる、痛みや痺れに悩まされている事によってもストレスとなり自律神経が乱れてしまいます。自律神経の調整をするだけでも身体の反応は変化してきます。

当院で行う治療方法

上記の評価をもとに施術をしていきます。その評価があって様々な手技療法が生きてきます。適切な場所に適切な刺激を送る。これがシンプルに一番の治療法ですが、適切な場所へ適切な刺激が一番難しいところでもあります。

  1. 手技療法:これが一番のメインとなります。『痛いところに原因はない』痛い部位は、症状であって原因ではありません。当院では、筋膜リリース・仙腸関節療法・トリガーポイント・カイロプラクティック・KYテクニックその他の治療法をその症状に合わせて施術してきます。
  2. 電気療法:関東には当院にしか存在しない(あの日本人テニスプレーヤーが所持)定電流治療器。日本人MLB選手やオリンピック選手も使用する立体動態波、超音波治療器、高電圧治療器を使用します。

数ある治療法を学んできましたし、学び続けている中で一人一人に最良なものを選んで施術いたします。

① カイロとは?

カイロプラクティック(Chiropractic)の「Chiro」は手を、「Practic」は技を意味するギリシャ語を発祥とするように、主に手を用い、主に頸椎~背骨~仙腸関節を矯正することにより身体の不調を改善する手技療法です。
※本来、人間には必ず自己治癒能力が備わっています。

現代の食生活、日常の姿勢から背骨の歪み、神経の不活性化がおき、自己治癒能力が低下しがちです。それを高めてくれるのが、カイロプラクティックによる関節への治療です。

② 仙腸関節療法とは?

ぎっくり腰の場合、仙腸関節と腰仙関節(腰椎5番と仙骨)、椎間関節の評価と治療は欠かせません。当院ではカイロプラクティックと独自の仙腸関節(※)調整の良いところを取り入れて患者さんに合った治療方法を選択していきます。

※仙腸関節は、不動の関節と言われておりましたが、実は2~3mm程動く関節であり、非常に繊細かつ身体への影響力は、非常に大きい身体の土台を支えている重要な関節です。 左右の関節の機能異常、ロッキングなどにより様々な不調をきたし、この関節を治療することで関所が開くように血液の流れにも大きな影響を及ぼします。腰痛、神経痛だけでなく、手足のむくみやお腹の張り、首の痛み動きなどにも効果があり、まだまだ解明されていないこともたくさんありますが、魅惑の関節といえるでしょう。

様々な痛みを長く患い、改善されない方は、AKA骨盤調整・カイロを受けてみると何か改善が見られるかもしれません。

③ KEN YAMAMOTO テクニックとは?

KEN YAMAMOTO テクニックは、医学の先進国である欧米では、医師たちにも認められている「解剖学・運動学的に根拠のある」治療法です。「肩がこるから肩を治療・揉むのではなく」解剖学的にその原因となる箇所を治療していきます。今後日本でも医師たちに認められる日もそう遠くない。そう思っています

④ 筋膜リリース

【参考】筋膜リリースとは?こちらをご覧ください。

⑤ トリガーポイント

上記に記載してありますように痛みにトリガーポイントの評価と施術は欠かせません。

※当院HPより抜粋

【参考】腰痛や坐骨神経痛の症例と口コミはコチラ

search regex の正規表現を使って、特定の文字列を除外する方法

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search regex で、

https://xxx.com/wp/xxx/

は抽出し、 https://xxx.com/xxx/ へ書き換えたいが

https://xxx.com/wp/wp-content/uploads/xxx

は除外したい場面があります。

その方法を備忘録として書いておきます。

Search patternの枠へ、

|https://xxx.com/wp/(?!wp-content)|

と入力

Replace patternの枠へ

https://xxx.com/

と入力。

Regexにチェック。

以上です。

(横浜【なる整骨院】)交通事故の後の保険では、何が補償されるのか?

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交通事故後の補償

いざ交通事故に遭ってしまったはいいけど「どこまで補償してくれるの?」と思われる方がたくさんいると思います。

ここでは、そんな方の為、解説していきます。

①医療関係費

これは、整形外科や整骨院での治療費、入院をされた場合はその入院費用。

12歳以下の方が入院され、保護者の方が付き添った場合、付き添い看護費というものも認められます。

また、入院に必要なものの雑費や装具・器具(コルセット等)などの費用なども補償して貰えます。

(保険会社によっては補償して貰えない場合もあるので、事前に確認しておきましょう)

②交通費

通院時に要した交通費を請求できます。

原則として自家用車や公共交通機関について認められています。(自家用車の場合は1キロにつき、15円で計算します)

通院に要したパーキング代やタクシー代も正当な理由があれば、認められますが後々のトラブルを避ける為、保険会社に事前に了承を取っておかれることをオススメします。

③休業損害

休業損害とは:交通事故によって障害を負ったために休業を余儀なくされた場合、休業をしなければ得られたであろう収入・利益を損害として賠償請求できるというものです。

Ⅰ 給与所得者の場合

・受傷前3か月の給料の一日平均、または[受傷前1年間の給料の合計を365日で割ったもの]が1日の休業損害金額

Ⅱ 自営業者

・現実の収入があった時に認められます。

個人事業主の場合、具体的には、事故前と事故後の確定申告書の控えや税務署長発行の納税証明書、市町村長発行の住民税課税証明書、帳簿・預金通帳・領収書等から基礎収入や減収額を算出することになります。

場合によって、事業の維持に必要な固定費についても認められることもあるので、相談してみましょう。

Ⅲ 専業主婦

・収入はありませんが、平均賃金(賃金センサス)での補償を主張することが出来ます。

④損害慰謝料

原則として、交通事故による怪我で入通院した期間、日数で計算されます。

損害慰謝料を査定する基準は3つありますが、一番低い自賠責基準では1日につき4,200円で計算されています。

⑤後遺障害慰謝料・後遺障害逸損利益

後遺障害によって受けた精神的な損害の補償、また、後遺障害が残ったことによって労働力の低下・収入の低下・日常生活での支障による損失を補償します。

後遺障害について詳しくは「交通事故の後遺障害について」をご覧ください。

また、交通事故になった時の事を考えなるべく弁護士特約にお入りになる事をお勧めいたします。

(横浜【なる整骨院】)ピッチャーの野球肘・肩の治療と口コミ

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少年野球のピッチャーの肩・肘の痛み

こんにちわ

今回は、小学4年生:少年野球ピッチャーの肩・肘の痛み。

主訴:一昨日、ピッチング後、肩が痛んだが翌日にはなくなった。しかし、本日ピッチング練習後、更に痛みが強くなり出現したため来院。

この子はサウスポーの為、患側は左。投球動作の腕を後ろに引く動作(いわゆるコックアップ期)に上腕後側・外側に痛みが走るそう。

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検査:屈曲(-)伸展(-)内旋(-)外旋(-)

外転時、90°付近で一瞬ピキッと痛むが90°以上では(-)

体幹:左回旋ROM↓他(-)

骨盤:左短下肢(左骨盤上方)

野球やゴルフ、テニスなどのスポーツは同じ方向への動きが多いため、身体は歪みやすいというのは、少し考えればわかりますね

更に同じ方向ばかり負荷がかかるわけですから、筋肉の付き方も変わってきてしまいますよね。

特に子供の頃はちょうど成長する時期ですから、しっかりメンテナンスもしていかないと将来、身体に不備がでてしまうわけです。

この子の場合も身体のバランスが崩れていたことにより、上腕に無駄な力が入ってしまって痛みが出ていたのでしょう。

身体の歪みを引き起こしているのは、やはり骨盤です

骨盤周りの治療をすると肩を触る前に

Iくん「あれ?痛くない!」

私「ちょっと投げる動作をしてみて」

ブンッ

Iくん「平気です!」

治療前に

「同じ野球クラブの〇〇くんは、ここで一回で治ったって言ってたよ」なんてプレッシャーを与えられていたので、内心ホッとしました(^.^)

東京オリンピックに野球が復活することも決まりましたし、将来日の丸を背負ってプレーする若きエースに期待です(^_^)

肩が痛くても、肩をマッサージするような治療では、いけません。

身体をしっかりと診てくれる治療院をおすすめします。

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