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【2022年度版】Google動的リマーケティングをgtmで設定する方法

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参考ページ

基本的には、このページなどを参考にしてください。

この記事については、上記のページと方法が変わってしまっている点と、gtmで動的リマーケティングタグを設定する方法を解説します。

gtm用に動的リマーケティングをカスタマイズする方法

不動産用を例にして、gtm用へのカスタマイズ方法を解説します。

Google広告で提示されるタグは以下の通りです。

グローバル サイトタグ

イベントスニペット

ただ上記は、間違えているようです。Google公式のこちらのページを参考にすると、下記が正解のようです。

page_view が view_item に変わっていることと、location_id が無いことに注意してください。

<script>
gtag('event','view_item', {
  'value': 1000000,
  'items':[{
  'id': 'NYBRKLN123A',
  'google_business_vertical': 'real_estate'
}]    
});
</script>

では、グローバル サイトタグと、イベントスニペットをgtm用にカスタマイズする方法をみていきましょう。

グローバル サイトタグ

サイト全体に貼るタグと、物件詳細ページに貼るタグは異なるため、以下のように分けています。

→サイト全体用

コンバージョンIDのところには、Google広告で提示された AW-xxx のうち、 xxxの部分だけ入力してください。

トリガーは、 物件詳細ページを除く全てのページという形にしています。

→物件詳細ページ用

Send dynamic remarketing event data にチェックが入っていますが、この辺りの設定については、Google広告公式のこのページを参考にしてください。

トリガーは、 view_item イベントが発火した時としています。

上記のトリガーの内容は以下の通りです。

要するに、物件詳細ページで event の view_item が発生したら、それをトリガーとして物件詳細ページ用のタグが動き、イベントネーム(view_item)とイベントアイテム(<物件のID>)を受け取るという流れです。

イベントスニペット

イベントスニペットは、物件詳細ページへ gtm用にカスタマイズして直に書いています。物件毎にIDが変わるため、直で書く方が設計が楽だったという理由です。

<script>
window.dataLayer = window.dataLayer || [];
dataLayer.push({
	'event': 'view_item',
	'items': [{
		'id':'<物件のID>',
		'google_business_vertical': 'real_estate'
	}]
});
</script>

おおかたの設計は以上となります。

データフィードとの紐付け

データフィードの作成

まず、Google広告のビジネスデータより、データフィードを登録する必要があります。

キャンペーンへのデータフィードの関連付け

設定>動的広告 より、上記で作ったデータフィードを設定します。

オーディエンスについて

色々調べてみましたが、動的リマーケティングタグ(グローバル サイトタグとイベントスニペット)を設置するとGoogle広告が自動で作成する、物件詳細ページのオーディエンスを「ターゲティング」として設定するのが良さそうです。

データ取得の確認方法

Google Tag Assistantで確認

動的リマーケティングタグがページ上で正常に動作しているかどうかは、Google Tag Assistantを使うと確認できます。

こちらのページを参考にしてください。

ただ、タグにvalue を設定していても、Google Tag Assistantでは取得できないようです。

オーディエンスマネージャーで確認

Google広告の オーディエンスマネージャー>データソース>Google広告タグ詳細 でデータの受信状況が確認できます。

ただ、私も戸惑ったのですが、設置して数日は、event のパラメータは取得できるのに、 id と google_business_vertical のパラメータが、「パラメータに値がないため広告を表示できません。」と出る場合があるので注意が必要です。

 

解説は以上となります。

実際に設置が難しいという場合は、弊社でも設置のお手伝いをしております。お気軽にお問い合わせください。


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